国東市議会 > 2014-08-29 >
09月05日-01号

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  1. 国東市議会 2014-08-29
    09月05日-01号


    取得元: 国東市議会公式サイト
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    平成 26年 9月定例会(第3回)国東市告示第73号 平成26年第3回国東市議会定例会を次のとおり招集する    平成26年8月29日                           国東市長 三河 明史1 期 日  平成26年9月5日 午前10時2 場 所  国東市議会議場──────────────────────────────開会日に応招した議員後藤 貴志           石川 泰也宇都宮 郁           瀧口 公明宮園 正敏           明石 和久森  正二           吉田眞津子秋國 良二           野田 忠治元永 安行           堤 康二郎堀田 一則           唯有 幸明木付 親次           大谷 和義丸小野宣康           宮永 英次木田 憲治           馬場 將郎──────────────────────────────9月9日応招した議員──────────────────────────────9月10日応招した議員──────────────────────────────9月16日応招した議員──────────────────────────────9月30日応招した議員──────────────────────────────応招しなかった議員────────────────────────────── ──────────────────────────────────────────平成26年 第3回(定例)国 東 市 議 会 会 議 録(第1日)                             平成26年9月5日(金曜日)──────────────────────────────────────────議事日程(第1号)                         平成26年9月5日 午前10時00分開議 日程第1 会議録署名議員の指名について 日程第2 会期の決定について 日程第3 諸報告 日程第4 報告第15号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率の算定について 日程第5 報告第16号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく資金不足比率の算定について 日程第6 認定第1号 平成25年度国東市一般会計歳入歳出決算の認定について 日程第7 認定第2号 平成25年度国東市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第8 認定第3号 平成25年度国東市立国東自動車学校特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第9 認定第4号 平成25年度国東市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第10 認定第5号 平成25年度国東市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第11 認定第6号 平成25年度国東市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第12 認定第7号 平成25年度国東市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第13 認定第8号 平成25年度国東市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第14 認定第9号 平成25年度国東市特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第15 認定第10号 平成25年度国東市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第16 認定第11号 平成25年度国東市浄化槽設置事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第17 認定第12号 平成25年度国東市工業用水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第18 認定第13号 平成25年度国東市民病院事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第19 議案第50号 平成26年度国東市一般会計補正予算(第3号) 日程第20 議案第51号 平成26年度国東市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号) 日程第21 議案第52号 平成26年度国東市立国東自動車学校特別会計補正予算(第1号) 日程第22 議案第53号 平成26年度国東市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) 日程第23 議案第54号 平成26年度国東市介護保険事業特別会計補正予算(保険事業勘定第1号 介護サービス事業勘定第1号) 日程第24 議案第55号 平成26年度国東市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号) 日程第25 議案第56号 平成26年度国東市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第26 議案第57号 平成26年度国東市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第27 議案第58号 平成26年度国東市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第28 議案第59号 平成26年度国東市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 日程第29 議案第60号 平成26年度国東市工業用水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第30 議案第61号 平成26年度国東市民病院事業特別会計補正予算(第1号) 日程第31 議案第62号 国東市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定について 日程第32 議案第63号 国東市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について 日程第33 議案第64号 国東市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について 日程第34 議案第65号 財産の無償貸付の変更について 日程第35 議案第66号 工事請負契約の締結について 日程第36 議案第67号 工事請負契約の締結について 日程第37 議案第68号 工事請負契約の締結について 日程第38 議案第69号 工事請負契約の締結について 日程第39 決算特別委員会の設置について──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名について 日程第2 会期の決定について 日程第3 諸報告 日程第4 報告第15号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率の算定について 日程第5 報告第16号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく資金不足比率の算定について 日程第6 認定第1号 平成25年度国東市一般会計歳入歳出決算の認定について 日程第7 認定第2号 平成25年度国東市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第8 認定第3号 平成25年度国東市立国東自動車学校特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第9 認定第4号 平成25年度国東市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第10 認定第5号 平成25年度国東市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第11 認定第6号 平成25年度国東市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第12 認定第7号 平成25年度国東市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第13 認定第8号 平成25年度国東市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第14 認定第9号 平成25年度国東市特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第15 認定第10号 平成25年度国東市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第16 認定第11号 平成25年度国東市浄化槽設置事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第17 認定第12号 平成25年度国東市工業用水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第18 認定第13号 平成25年度国東市民病院事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第19 議案第50号 平成26年度国東市一般会計補正予算(第3号) 日程第20 議案第51号 平成26年度国東市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号) 日程第21 議案第52号 平成26年度国東市立国東自動車学校特別会計補正予算(第1号) 日程第22 議案第53号 平成26年度国東市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) 日程第23 議案第54号 平成26年度国東市介護保険事業特別会計補正予算(保険事業勘定第1号 介護サービス事業勘定第1号) 日程第24 議案第55号 平成26年度国東市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号) 日程第25 議案第56号 平成26年度国東市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第26 議案第57号 平成26年度国東市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第27 議案第58号 平成26年度国東市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第28 議案第59号 平成26年度国東市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 日程第29 議案第60号 平成26年度国東市工業用水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第30 議案第61号 平成26年度国東市民病院事業特別会計補正予算(第1号) 日程第31 議案第62号 国東市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定について 日程第32 議案第63号 国東市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について 日程第33 議案第64号 国東市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について 日程第34 議案第65号 財産の無償貸付の変更について 日程第35 議案第66号 工事請負契約の締結について 日程第36 議案第67号 工事請負契約の締結について 日程第37 議案第68号 工事請負契約の締結について 日程第38 議案第69号 工事請負契約の締結について 日程第39 決算特別委員会の設置について──────────────────────────────出席議員(18名)1番 後藤 貴志        2番 石川 泰也3番 宇都宮 郁        4番 瀧口 公明5番 宮園 正敏        6番 明石 和久7番 森  正二        8番 吉田眞津子10番 野田 忠治        11番 元永 安行12番 堤 康二郎        13番 堀田 一則14番 唯有 幸明        15番 木付 親次16番 大谷 和義        17番 丸小野宣康18番 宮永 英次        19番 木田 憲治──────────────────────────────欠席議員(2名)9番 秋國 良二        20番 馬場 將郎──────────────────────────────欠  員(なし) ────────────────────────────── 事務局出席職員職氏名 局長 小股 龍郎        次長 清成  隆主幹 古城 昌繁                 ────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名市長 …………………… 三河 明史    副市長 ………………… 冨永 六男教育長 ………………… 加藤 正和    消防長 ………………… 岡田 公義会計管理者 …………… 益戸 健吉    総務課長 ……………… 吉水 良仲政策企画課長 ………… 徳地 裕一    財政課長 ……………… 村井 正彦福祉課長 ……………… 厚田 信幸    高齢者支援課長 ……… 柳井 孝則教育次長 ……………… 谷口 正宏    市民病院事務長 ……… 岩本 弘範市民健康課長 ………… 瀧口 新一    人権・同和対策課長 … 古林  直上下水道課長 ………… 岡部  宏    監査委員事務局長 …… 橘  義和代表監査委員 ………… 野木 辰美                     ──────────────────────────────午前10時00分開会 ○副議長(木田憲治君) おはようございます。馬場議長から本日の会議を欠席する旨の届け出がありましたので、「地方自治法」第106条第1項の規定により、副議長が議事を進行いたします。 本日の出席は18名であります。9番、秋國良二議員から本日の会議を欠席する旨の届け出がありましたので、報告いたします。 ただいまより平成26年第3回国東市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付してありますとおりであります。────────────・────・──────────── △日程第1.会議録署名議員の指名について ○副議長(木田憲治君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第88条の規定により、11番元永安行議員、12番堤康二郎議員を指名いたします。────────────・────・──────────── △日程第2.会期の決定について ○副議長(木田憲治君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、既に配付してありますとおり、本日から9月30日までの26日間といたしたいが、これにご異議はございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕 ○副議長(木田憲治君) 異議なしと認めます。よって、会期は本日から9月30日までの26日間と決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第3.諸報告 ○副議長(木田憲治君) 日程第3、諸報告を行います。 まず、諸般の報告をいたします。 議長報告については、お手元に配付してあります報告書のとおりです。詳細につきましては、事務局に備えつけの書類によりご承知いただきたいと思います。 次に、閉会中の各委員会の調査の報告について発言を求められていますので、これを許可いたします。総務常任委員長、大谷和義議員。 ◎総務常任委員長(大谷和義君) おはようございます。総務常任委員会より閉会中の調査についてご報告申し上げます。 去る8月26日、第1委員会室において総務課、吉水総務課長を初め、各担当職員の出席のもとで総務委員会を開催いたしました。 会議については、「職員の交通安全対策について」を議題といたしました。専決処分のありました交通事故関係についてのその後の対応について、状況を執行部より聞き取りました。市としては、職員の交通安全対策は市を挙げて取組みをしているということでしたが、今後事故を起こさないよう、職員の意識の徹底をお願いして終了したところです。 以上で、総務常任委員会の閉会中の調査のご報告といたします。 ○副議長(木田憲治君) 次に、産業建設常任委員長、森正二議員。 ◎産業建設常任委員長(森正二君) それでは、産業建設常任委員会の閉会中の調査についてご報告申し上げます。 去る6月16日、国東市商工会の中田会長さんを初め、各役員の皆様方と当委員会とで、「国東市商工会の現状と今後の重点事業指針」と題しまして、意見交換を実施いたしました。 特に、商工会会員の減少と会員高齢化が進む中で、地場商工業のあり方、さらには市としての商工業の育成強化のあり方等々が意見として出されました。当委員会としては、今後十分に議論をしていきたいと、このように考えております。 以上で、産業建設常任委員会の閉会中の調査の報告といたします。 ○副議長(木田憲治君) 次に、広報特別委員長、吉田眞津子議員。 ◎広報特別委員長(吉田眞津子君) 広報特別委員会行政視察の結果を報告いたします。 広報特別委員会は、7月22日から23日の2日間、行政視察を行いましたので、以下のとおり報告いたします。 長野県東御市は長野県の東部に位置し、東部町、北御牧村の2町が合併し、平成16年4月1日の発足時の人口は約3万2,000人、世帯数は約1万1,000世帯であり、千曲川の清流が織りなす豊かな風土と歴史に囲まれた美しい市です。上信越高原国立公園などの景観のよさが観光客を多く呼び、冬は東京からの日帰りスキー場としてもにぎわっています。高齢化は25.2%であり、現在の人口は約3万1,000人と、人口減少は穏やかに推移しています。 議員数は19人で、広報委員会は正副議長を合わせた9人で、定例議会を中心として年4回の「議会だより」を発行しています。「議会の取組みを市民に報告するのは議会の責任」とし、議会の活動を「分かりやすく」、「親しみやすく」をモットーに委員会の自主編集のもと、「引きつける見出し」、「見やすいレイアウト」に工夫しています。そして、市民が何を知りたいのかを常に考えながら、読んでもらえる紙面づくりを目指し、常に新しい企画にチャレンジしながら改革を進めてきたそうです。そういったことが評価され、コミュニケーション力のある紙面として広報専門誌にも紹介されています。 国東市議会も、ケーブルテレビでの議会中継や議会報告会など、開かれた議会を目指して広報活動を続けていますが、紙ベースでの「議会だより」も大切な広報と考えています。 今回の研修を受けて、8月4日に第5回広報特別委員会を開催いたしました。委員で検証し、今後の「議会だより」づくりにおいて一般質問の文字数を徹底させ、写真は本人が撮影したらどうか。常任委員会レポートは、付託された議案を中心に経過を掲載したらどうか。「議会Q&A」というような特集を組んで、旬な話題を取り入れることを考える。紙面づくりにおいて印刷会社と協議をすることなど、意見がありました。 今後も市民に愛され、親しみやすいのみならず、分かりやすい広報紙づくりに励んでいきたいと思いますので、議員の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。 以上、報告いたします。 ○副議長(木田憲治君) 次に、議会活性化特別委員長、野田忠治議員。 ◎議会活性化特別委員長(野田忠治君) おはようございます。議会活性化特別委員会の閉会中の調査、研究等についてご報告いたします。 去る5月22日、6月4日、23日、7月7日に委員会を開催し、政務活動費の運用基準についての運用マニュアルを作成いたしました。 7月16日に各会派の会派長及び会計責任者出席のもと、政務活動費の運用について説明会を開催しました。 7月29日、30日に京都府福知山市と亀岡市を「議会基本条例について」、「政務活動費の運用基準について」の視察研修をしました。両市とも議会改革度調査で上位にランキングされており、議会の活性化、開かれた議会づくりを目指して議会基本条例の実行及び定期的に検証を行い、議会改革に取り組んでいます。 特に、福知山市では本会議に加え、各常任委員会、予算・決算特別委員会のライブ中継及び録画配信を行っています。さらに、臨時議会における役職改選時には、議長、副議長、監査委員、各委員会の正副委員長の職を志す者の所信表明をインターネットでライブ中継していました。 また、常任委員会の月例開催や議員間自由討議に取り組み、議会の活性化を推進しています。 政務活動費については、その使途や収支報告書を議会だよりやインターネットで公開し、さらに政務活動費の使途の透明性を図るため、各会派の1年間の領収書をつけて収支報告書を市の「情報公開コーナー」に掲示していました。 次に、亀岡市でも福知山市と同様の取組みをしているが、特に政策研究会制度を導入し、3名以上の議員で政策研究会を設置し、活動できるように定めています。また、決算特別委員会の審査は、常任委員会ごとに分科会を設置し、分割して審査している。決算、予算、決算、予算のサイクルを意識しながら、事務事業評価を実施しています。 議会広報面では、議会報告会を定例会ごとに実施し、またフェイスブックを活用して会議の告知、報告等に努めています。今回議会改革の先進地である福知山市、亀岡市の視察研修を行いましたが、両市とも議会基本条例を制定しただけで終わらず、議会の活性化、開かれた議会づくりを目指して議会基本条例の実行及び定期的な検証を行い、継続的な議会改革に取り組んでいます。 特に目を引いたのは、先ほど申しましたが、常任委員会の月例開催や政策研究会制度の取組みであります。議員みずから積極的に政策や条例の提案に向けての調査、研究を行っているなど、これからの国東市議会が取り組んでいかなければならないことを既に実践していて、非常に参考となるものでありました。今回の研修結果を生かしていきたいと考えています。 詳しい内容につきましては、お手元に配付しております報告書をご覧ください。 以上、議会活性化特別委員会の閉会中の調査報告といたします。 ○副議長(木田憲治君) 以上で、閉会中の各委員会の調査の報告を終わります。 次に、市長の行政報告を求めます。三河市長。 ◎市長(三河明史君) おはようございます。平成26年第3回定例市議会の開会に当たりまして、諸議案の提案理由の説明に先立ちまして、諸般の事項についてご報告を申し上げます。 まず、新庁舎建設について、現在の状況をご報告いたします。 昨年9月に契約いたしました新庁舎建設の基本・実施設計は、6月末に実施設計が完成し、この実施設計をもとに新庁舎建設工事及び外構工事の発注を行っております。工事監理業務につきましては、設計業務を行った株式会社東畑設計事務所九州事務所と8月1日に工事監理業務委託契約を締結しております。 新庁舎建設工事につきましては、建築主体工事、電気設備工事、機械設備工事の3工事に分離し、7月15日に要件設定型一般競争入札の公告を行い、現在仮契約の段階で今定例会に議案を提出しております。 また、外構工事につきましては7月末に入札を行い、豊栄建設株式会社と8月1日に工事契約を締結し、工事に着手しております。 今定例会で工事契約議案の議決をいただき、平成28年3月の完成に向け、いよいよ本格的な新庁舎建設工事に着手することになりますが、工事期間が長いことから、ご不便、ご迷惑をおかけすることが多いかとは存じますけれども、ご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。 次に、「さ吉くんバス」について報告をいたします。 国東市への観光の課題は交通手段でございます。JRでは杵築駅、宇佐駅しかなく、駅から路線バスを利用しても便数が少なく、乗りかえもしないと国東市内には来ることができません。こうした交通手段を確保するために、国東市内への観光客の二次交通対策の試行事業として、「さ吉くんバス」が「くにさきGO!さ吉くんバス」をキャッチフレーズに、7月から運行を始めたところです。 JR大分駅を出発し、JR別府駅、大分空港でお客様に乗っていただき、国東市の季節ごとの景観や祭り、寺やアート、食の体験など、市内のさまざまな魅力を体感していただく完全予約型の一日周遊バスツアーで、従来の観光地を見て帰る観光バスとは異なります。運行は土曜、日曜を中心に年間24回運行いたします。バス料金は、1律大人1,000円、小学生以下は500円で、体験料金や昼食代は参加者負担となっています。福岡県を初め、県外から参加される方や、続けて参加されるお客様もおられます。 次に、7月5日から6日にかけてローマ法王庁駐日特命全権大使ジョゼフ・チェノットゥ大司教が、「ペトロ・カスイ岐部殉教祭」にご出席のため国東市へお越しになりました。大使は、ペトロカスイ岐部神父記念公園国見ふるさと展示館や岐部神父関連の展示物を視察されました。また、国見町の「みんなんかん」で行われた殉教祭では、フランシスコ・ローマ法王就任時にお祝いのメッセージを送り、ローマ法王より感謝の返事をいただいた熊毛小学校児童との心温まる交流も行われました。 国東市は、県内6市町で「キリシタン・南蛮文化交流協定」を締結しており、現在関係する各市町との連携のもと、キリシタン関連事業を展開中であります。今回の大使のご訪問を受けて、関係自治体間のさらなる連携強化を図り、文化遺産を活用した広域的な地域振興、観光振興につなげていきたいと考えております。 次に、8月5日に鶴川庁舎を「国東市世界農業遺産研究センター」としてリニューアルオープンいたしました。この研究センターは、昨年5月に認定された世界農業遺産の周知と、大学等の研究機関と行政が連携をし、地域住民と交流しながら研究活動をする拠点として整備したものでございます。 オープン記念行事では、グリーンツーリズムに取り組む農家民泊の関係者や道の駅、里の駅の関係者等、約40人のご参加をいただき、センター入口の看板の除幕式を行いました。 続いて、国東半島宇佐地域世界農業遺産推進協議会の林会長、立命館アジア太平洋大学のバファダリ・カゼム助教による講演会を開催いたしました。今後は、市民の皆様方に世界農業遺産への理解を深めていただくセミナーの開催や、このセンターを拠点に大学と各団体、行政が連携し、農業の振興、観光施策等に「世界農業遺産」を活用して、地域の活性化につなげていきたいと考えております。 また、同じく8月5日に、「第23回差別をなくす仏の里のつどい」をアストくにさきで開催いたしました。682名もの多くの方にご参加をいただき、講師としてお招きしたジャーナリストの江川紹子さんに、「混迷の時代を生きる“命の重さ”」と題して講演をいただきました。今後とも差別のない「人にやさしく暮らしやすい国東市」を目指し、各種啓発活動に取り組んでまいります。 次に、8月15日にアストくにさきにおいて、新成人260名の参加のもと「平成26年度国東市成人式」をとり行いました。成人式の記念品として、「ふるさと国東の偉人伝」を贈り、またイタリア・フィレンツェ歌劇場で専属バリトン歌手としてグローバルに活躍しておられる、大分市出身のオペラ歌手の渡邊弘樹さんに、「二十歳の皆さんに聴いてもらいたいこと、聴かせたい歌」と題して講演をいただき、歌も3曲披露していただきました。新成人の皆様のそれぞれの立場でのご活躍をご祈念いたしますとともに、お忙しい中ご出席をいただきました市議会議員の皆様を初め、関係者の方々にお礼を申し上げたいと思います。 次に、8月22日から24日にかけて、国東市の青少年国際交流事業の一環として、安岐中学校韓国交流事業を実施いたしました。この事業は本年度で22回目を迎え、今年は2年生27名が参加をいたしました。姉妹校である韓国の彦州中学校と交流を深めるとともに、ホームステイやソウル市内の各所旧跡を見学し、韓国の歴史や文化について見聞を広めてきました。 この事業は、青少年に国際人としての感覚を体験させ、グローバル社会に適応する人材育成を目的として、旧安岐町の企業や有志で構成される「安岐町国際人育成会」の資金的援助を受けています。また、来年1月には、彦州中学校から交流団が来訪する予定ですので、国東の文化を紹介し、交流を深めていきたいと思います。 次に、「国東半島芸術祭」について、現在の状況をご報告いたします。 今年3月に千燈地区においてプレイベントを開催し、多くの来場者を迎えることができました。地元の方々の温かい歓迎を受け、国東半島という地域への高い評価を来訪者の方々からいただいております。 現在、国東町成仏地区及び国見町岐部地区で、10月の本開催に向けたプロジェクトが進行中であります。岐部地区につきましては、既に作品の作り込みが9割以上でき上がっております。また、8月10日には作家の川俣正氏と地域住民による、端材を使った鳥の巣箱制作のワークショップが行われ、多くの方々に参加していただきました。作製した鳥の巣箱は、川俣氏の作品を囲むように設置される予定です。 成仏地区につきましては、8月23、24日に作家の宮島達男氏と地元住民及び市内外からの参加者で、交流会と作品制作のワークショップが行われました。宮島氏の作品は、デジタルカウンターを使ったもので、参加者がおのおのの思いを込めた型枠の制作とデジタルカウンターの設定を行いました。また、芸術祭応援プロジェクトの各実施団体も、お客様を迎え入れるべく、一丸となって「おもてなし事業」の準備を進めています。 次に、平成26年度市政懇談会についてご報告いたします。 今年も地区公民館単位の市内16地区で開催を予定しており、7月17日の熊毛地区を皮切りに、8月末までに7地区での開催を終了いたしました。今後12月2日までに、残りの全地区を回る予定であります。これからも広く市民の皆様からご意見やご提案をいただき、市民と行政による住みよい豊かなまちづくりに向け、活力ある国東市づくりに反映していきたいと考えております。 次に、8月29日、豊後大野市で「大分県市長会」が開催されました。九州市長会に提出する5つの議案と、県に要望する8つの議案の審議を行いました。国東市からも、九州市長会に提出する議案として、農地維持支払・資源向上支払制度について、中山間地域等直接支払制度と同様に事務の簡素化や公金の使途について制限を緩和し、農業用施設整備事業の地元負担金の原資として利用できる、利便性にすぐれた制度となるよう改善する要望を提出し、承認されたところでございます。 次に、昨年6月の「災害対策基本法」の改正及び本年1月の国の「防災基本計画」の修正を踏まえ、また「大分県地域防災計画」との整合性を図ることから、「国東市地域防災計画」の見直しを進めてきたところですが、先般8月20日に開催いたしました国東市防災会議において、地域防災計画の修正案についてご審議をいただき、ご承認をいただきました。修正された地域防災計画については、現在市のホームページに掲載するよう準備をしております。 また、東日本大震災以降も、全国各地で大規模な自然災害が発生しています。自然災害からの被害を最小限に抑えるには、避難訓練など常日ごろからの備えが重要であります。昨年は台風の接近のため中止いたしましたが、市内一斉の防災避難訓練を9月7日の日曜日に実施する予定であります。 訓練内容としては、各地区において地震、津波災害の想定または豪雨災害の想定による避難訓練や応用訓練等を行う予定であります。 また、本年度の主要事業であります防災行政無線デジタル化工事につきましては、平成26年7月25日に日本電気株式会社大分支店と契約を締結しました。平成26年度に中継局3局、屋外拡声局82基の整備を行い、平成27年度は市内全戸への個別受信機の整備を行う予定であります。 最後に、平成26年8月31日までの消防行政についてご報告いたします。 国東市の火災発生状況につきましては、本年1月1日から8月31日までに15件の火災が発生し、前年同期の21件と比較して6件の減となっています。 総件数の内訳としては、建物火災5件、車両火災が1件、雑草等が燃えるその他火災が9件となっており、特異なものとして落雷により樹木が燃える火災が1件発生しております。火災損害額については765万円で、前年同期の318万円と比較して447万円の増となっておりますが、6月以降においては大規模な火災は発生しておりません。 救急の発生状況につきましては、同じく8月末日までに865件の出動があり、前年同期の927件と比較して62件の減と、若干の減少傾向にあります。内訳は例年と同様、急病によるものが最も多く450件、次に転院搬送が235件、けが等の一般負傷が108件、交通事故によるものが47件と続いています。 梅雨明けの7月8日発生した熱中症患者の発生も、2つの台風の接近等で気温が下がったためか、8月からは減少傾向になっていますが、かわりに「マムシ」による被害が6件ほど連続して発生しております。 大分県ドクターヘリの活用状況につきましては、昨年同期の17件に対し、本年は15件と2件の減となっています。救急出動につきましては、昨年同期の11件に対し、本年は18件と7件の増となっていますが、その原因は交通事故による要請の増加によるものであります。 新消防庁舎建設に関しましては、8月末に入札を行い、本定例会でご審議、ご承認をいただいた後、いよいよ来月10月からの工事着工の予定でございます。完成予定は平成27年5月末で、その後、消防救急無線デジタル化工事に着手し、最終的には平成28年3月末の庁舎移転、4月からの実働開始を計画しております。 以上で、行政報告を終わります。────────────・────・──────────── △日程第4.報告第15号 △日程第5.報告第16号
    △日程第6.認定第1号 △日程第7.認定第2号 △日程第8.認定第3号 △日程第9.認定第4号 △日程第10.認定第5号 △日程第11.認定第6号 △日程第12.認定第7号 △日程第13.認定第8号 △日程第14.認定第9号 △日程第15.認定第10号 △日程第16.認定第11号 △日程第17.認定第12号 △日程第18.認定第13号 △日程第19.認定第50号 △日程第20.認定第51号 △日程第21.認定第52号 △日程第22.認定第53号 △日程第23.認定第54号 △日程第24.認定第55号 △日程第25.認定第56号 △日程第26.認定第57号 △日程第27.認定第58号 △日程第28.認定第59号 △日程第29.認定第60号 △日程第30.認定第61号 △日程第31.認定第62号 △日程第32.認定第63号 △日程第33.認定第64号 △日程第34.認定第65号 △日程第35.認定第66号 △日程第36.認定第67号 △日程第37.認定第68号 △日程第38.認定第69号 ○副議長(木田憲治君) 日程第4、報告第15号「地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率の算定について」から、日程第38、議案第69号「工事請負契約の締結について」までの35件を一括議題といたします。 議案の朗読は省略いたします。 提案理由の説明を求めます。三河市長。 ◎市長(三河明史君) それでは、提出いたしました議案についてご説明を申し上げます。 まず、報告案件についてご説明申し上げます。 報告第15号及び報告第16号は、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」第3条第1項及び第22条第1項の規定により、健全化判断比率及び資金不足比率について、監査委員の意見をつけて議会に報告するものでございます。 続きまして、決算認定についてご説明申し上げます。 認定第1号「平成25年度国東市一般会計歳入歳出決算の認定について」から、認定第13号「平成25年度国東市民病院事業特別会計歳入歳出決算の認定について」までは、「地方自治法」第233条第3項及び「地方公営企業法」第30条第4項の規定により、平成25年度の決算について監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 続きまして、予算議案についてご説明申し上げます。 議案第50号「平成26年度国東市一般会計補正予算(第3号)」につきましてご説明申し上げます。 既定の歳入歳出予算の総額に3億5,264万2,000円を追加し、補正後の予算額を207億7,907万8,000円とするものでございます。なお、今回の補正は、額の確定した普通交付税や繰越金、国、県の内示等により事業実施が決定したもの、災害復旧費、本年4月の人事異動による人件費などを中心に編成いたしております。 歳出予算の補正につきまして、まず民生費は、「大分県地域包括ケアシステム構築支援事業」を活用して、市内通所介護事業所のうち、機能訓練に特化した自立支援サービスを提供する事業所に対して、初度設備購入費を助成し、生活機能向上を目指したケアが提供できる自立支援型サービス提供事業所の育成を図るものでございます。 また、口腔・栄養に関しての指導や訪問支援を行うステーションを地域包括支援センター内に試行的に設置して、高齢者の生活習慣の改善を図り、合併症などによる重症化予防に取り組むものでございます。 さらに、「地域少子化対策強化事業」が国の補助事業の内示を受けましたので、新たに妊娠・出産に関する情報提供を行う「「みらいの私・家族ゼミナール」男女力アップ市民意識醸成事業」と、結婚・妊娠・出産・育児をしやすい地域づくりに向けた環境整備を行う「「国東っ子」子孫繁栄ネットワーク事業」の2つの事業に取り組むものでございます。 次に、衛生費は、本年10月から「予防接種法施行令」の一部が改正され、「水痘」と高齢者の「肺炎球菌感染症」の予防接種が任意接種から定期接種へと変更となることを受けて、10月以降の「水痘」の予防接種については個人負担がないように、高齢者の「肺炎球菌感染症」につきましては、対象年齢を75歳以上から65歳からの5歳刻みに引き下げて、市の助成金も引き上げを行い、接種者の負担を軽くして接種率の向上とその発生及び蔓延を予防するものでございます。 また、宇佐・高田・国東広域事務組合による一般廃棄物処理施設の建設を受け入れる自治会とその周辺自治会に対して、周辺地区対策を目的とする事業を実施していきますが、その財源となる基金を約3億円を積み立てることになっています。このうち、国東市分として年間1,703万8,000円、5年間で8,519万円を負担するものでございます。 労働費は、県の「緊急雇用創出事業」を活用して、雇用を創出しながら地域情報の発信を強化するため、ラジオ番組の制作とそれを活用して市の観光、イベントを初めとした多彩な情報発信を県内一円に放送エリアを持つラジオ局に委託して、国東市への誘客を図るものでございます。 農林水産業費は、「こねぎトレーニングファーム」の研修生や新規就農者に対して、市の農業公社がハウスをリースする事業において、新規就農者の就農準備を円滑に進めるとともに、早期の経営安定を図ることを目的に、県の補助要綱が改正され、新たに補助対象となった「強化型ハウス」程度の施設を整備することについて、県の補助を受けて実施するものであります。 続きまして、教育費は、今年度、非構造部材の耐震化事業として、熊毛小学校の屋内運動場のつり天井の耐震改修を行いますが、つり天井以外の屋内運動場等の照明器具やバスケットゴールなどの非構造部材について、市内全ての小中学校で耐震調査を行うものであります。 また、「ふるさと国東の偉人伝」のマンガ版を作成することにより、小学校低学年の子どもたちにも国東の偉人に対する親しみを抱いてもらい、さらに国東にゆかりのある漫画家を起用することによって、「くにさきマンガフォーラム」の趣旨である「国東にゆかりのある漫画家やマンガを取り上げ、国東市を活性化しよう」という目的も達成するものであります。 最後に、災害復旧費は、本年7月2日、3日の梅雨前線豪雨で被災した農地災害3件と、農業用施設災害1件の測量設計業務及び復旧工事を県の補助等を受けて実施するものであります。 以上が、歳出の主な補正でございます。 一方、歳入予算の補正は、それぞれ額が確定いたしました普通交付税1億7,852万6,000円、臨時財政対策債3,161万5,000円、繰越金1億4,517万4,000円の増額及び財政調整基金繰入金1億3,460万8,000円の減額が主なものでございます。 続きまして、議案第51号「平成26年度国東市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)」は、既定の歳入歳出予算の総額に55万4,000円を追加し、補正後予算額を154万円とするものでございます。 歳入は繰越金の増額、歳出は諸支出金の増額が主なものでございます。 議案第52号「平成26年度国東市立国東自動車学校特別会計補正予算(第1号)」は、既定の歳入歳出予算の総額に502万3,000円を追加し、補正後予算額を6,968万3,000円とするものでございます。 歳入は繰越金の増額、歳出は予備費の増額が主なものでございます。 議案第53号「平成26年度国東市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」は、既定の歳入歳出予算の総額に691万5,000円を追加、補正後予算額を45億8,191万5,000円とするものでございます。 歳入は繰越金の増額、歳出は諸支出金の増額が主なものでございます。 議案第54号「平成26年度国東市介護保険事業特別会計補正予算(保険事業勘定第1号)」は、既定の歳入歳出予算の総額に9,310万1,000円を追加し、補正後予算額を39億3,169万7,000円とするものでございます。 歳入は繰越金の増額、歳出は総務費の増額が主なものでございます。 「介護サービス事業勘定(第1号)」は、既定の歳入歳出予算の総額から633万2,000円を減額し、補正後予算額を3億1,688万8,000円とするものでございます。 歳入は繰入金の減額、歳出は総務費の減額が主なものでございます。 議案第55号「平成26年度国東市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」は、既定の歳入歳出予算の総額から66万7,000円を減額し、補正後予算額を4億4,790万6,000円とするものでございます。 歳入は繰入金の減額、歳出は総務費の減額が主なものでございます。 議案第56号「平成26年度国東市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)」は、既定の歳入歳出予算の総額に884万8,000円を追加し、補正後予算額を5億4,084万8,000円とするものでございます。 歳入は繰越金の増額、歳出は予備費の増額が主なものでございます。 議案第57号「平成26年度国東市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」は、既定の歳入歳出予算の総額に67万5,000円を減額し、補正後予算額を2億6,132万5,000円とするものでございます。 歳入は市債の減額、歳出は公共下水道整備事業費の減額が主なものでございます。 議案第58号「平成26年度国東市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」は、既定の歳入歳出予算の総額に494万1,000円を追加し、補正後予算額を7億614万1,000円とするものでございます。 歳入は繰入金の増額、歳出は施設整備費の増額が主なものでございます。 議案第59号「平成26年度国東市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」は、既定の歳入歳出予算の総額に2万2,000円を追加し、補正後予算額を4,792万2,000円とするものでございます。 歳入は繰越金の増額、歳出は総務費の増額が主なものでございます。 議案第60号「平成26年度国東市工業用水道事業特別会計補正予算(第1号)」の収益的支出は、既定の支出予算の総額から399万3,000円を減額し、補正後予算額を2,524万8,000円とするものでございます。工業用水道事業費用の減額が主なものでございます。 議案第61号「平成26年度国東市民病院事業特別会計補正予算(第1号)」の資本的収入は、既定の収入予算の総額に7,030万を追加し、補正後予算額を1億1,030万円とするもので、企業債の増額が主なものであります。 資本的支出は、既定の支出総額に6,747万5,000円を追加し、補正後予算額を3億8,802万4,000円とするもので、建設改良費の増額が主なものでございます。 続きまして、予算外議案についてご説明申し上げます。 議案第62号から議案第64号までの条例の制定につきましては、急速な少子化の進行や家庭及び地域を取り巻く社会的状況の変化に応じて、幼児期の教育や保育並びに地域の子ども、子育て支援が総合的に提供されるよう、いわゆる「子ども・子育て関連3法」が公布されたことに伴い、国の基準を参考として市町村で条例を制定する必要があることから、関連する条例を新たに制定するものでございます。 議案第62号「国東市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定について」は、「子ども・子育て支援法」第34条第2項及び第46条第2項の規定に基づき、小学校就学前の子どもたちを対象とした教育や保育施設、認定こども園や幼稚園、保育所などの運営に関する基準を定めるため、本条例を制定するものでございます。 議案第63号「国東市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について」は、「児童福祉法」第34条の16の規定に基づき、主に3歳未満の乳幼児を対象とした「家庭的保育事業」などの設備や運営に関する基準を定めるため、本条例を制定するものでございます。 議案第64号「国東市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について」は、「児童福祉法」第34条の8の2第1項の規定に基づき、小学校就学後の児童を対象とした放課後児童健全育成事業、いわゆる「放課後児童クラブ」の運営や設備に関する基準を定めるため、本条例を制定するものでございます。 議案第65号「財産の無償貸付の変更について」は、市が所有する財産の有効活用を図るため、安岐町富清3209番地の旧西武蔵小学校屋内運動場及び旧西武蔵幼稚園園舎の建物を無償で貸し付ける相手方を、「二豊製畳有限会社」から「くにさき七島藺振興会」に変更するため、「地方自治法」第96条第1項第6号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 続きまして、議案第66号から議案第69号までは、「工事請負契約の締結について」でございます。 それぞれの工事につきまして、一般競争入札による工事請負契約を締結することについて、「国東市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例」第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 議案第66号は、「平成26年度国東市新庁舎建設工事」でございます。契約金額は15億5,844万円、契約の相手方は、「鴻池・木戸建設工事共同企業体」でございます。 議案第67号は、「平成26年度国東市新庁舎建設工事」でございます。契約金額は3億4,422万4,080円、契約の相手方は、「株式会社九電工大分支店」でございます。 議案第68号は、「平成26年度国東市新庁舎建設工事」でございます。契約金額は4億4,553万6,720円、契約の相手方は、「九電工・山口水道工業特定建設工事共同企業体」でございます。 議案第69号は、「平成26年度国東市消防本部等建築主体工事」でございます。契約金額は2億9,743万2,000円、契約の相手方は、「木戸産業株式会社」でございます。 以上で、提案理由の説明を終わります。各議案の詳細につきましては、各課長等より説明申し上げます。何とぞ慎重ご審議の上、ご賛同賜りますようお願いを申し上げます。 ○副議長(木田憲治君) 以上で、各議案に対する提案理由の説明が終わりました。 次に、監査委員から各会計決算及び基金の運用状況を示す書類の審査意見について報告を求めます。野木辰美代表監査委員。 ◎代表監査委員(野木辰美君) おはようございます。監査委員の野木でございます。 ただいまより、平成25年度国東市の決算に関する審査につきまして、ご意見、ご報告を申し上げます。 なお、審査につきましては、平成26年6月25日から8月11日までの間、堀田監査委員とともに実施をしてまいりました。 また、審査結果につきましては、去る8月28日、三河市長にご報告を申し上げた次第でございます。 それでは、「平成25年度国東市歳入歳出決算及び基金の運用状況を示す書類の審査意見書」の1ページをご覧いただきたいと思います。 まず、審査の結果でありますが、本年度の決算に関しまして、歳入歳出決算並びに関係書類は適正に作成されており、また、計数等についても正しく表示され、予算の執行状況につきましても適正に処理されていると認めましたので、ご報告申し上げます。 以降、2ページ目からは決算の概要と決算審査に係る意見を述べております。 まず、一般会計の決算の概要でございます。平成25年度の一般会計歳入総額は、191億7,804万9,199円、歳出総額は188億596万5,272円で、歳入歳出差引額、いわゆる「形式収支額」は3億7,208万3,927円となっております。 また、この形式収支額から翌年度への繰越財源2,690万9,000円を差し引いた実質収支額は、3億4,517万4,927円、単年度収支額は5,333万2,504円となっております。 続きまして、3ページをご覧ください。歳入の概要でございます。調定額は196億3,413万5,811円、収入済額は191億7,804万9,199円、不納欠損額は1,439万3,632円、収入未済額は4億4,306万7,060円となっております。 不納欠損額は、前年度よりも427万8,140円の増額となりましたが、収入未済額は1億448万8,309円の減額となっております。 続く4ページ以降は、歳入の款ごとの収入状況を記載しております。 続きまして、23ページをご覧ください。歳出の概要についてであります。予算現額191億7,274万4,000円に対する支出済額は、188億596万5,272円で、前年度より277万7,711円の減額となっております。歳出決算規模は、平成25年度で4年連続の縮小をされております。 続く24ページ以降は、歳出の款ごとの支出状況を記載しております。 次に、29ページをお開きください。第14款の予備費についてであります。平成25年度の予備費の充用額は2,039万9,000円で、前年度よりも875万5,000円、30%の減となっております。主な充用理由は、緊急を要する修繕料や工事請負等、不測の事態によるものであり、適正に執行されております。ただ、耐用年数をはるかに越えて使用している備品等につきましては、今後計画的な更新を検討すべきだと考えております。 また、予算の流用につきまして、件数は561件、流用額は1億207万1,000円となっております。緊急を要する修繕料等、予算成立後の種々の事由によるものでありますが、予算の執行状況を常に把握することにより、さらに減少するよう望むものであります。 続きまして、31ページからは財政の概要についてであります。 平成25年度の普通会計の歳入決算額は、192億4,774万7,000円、歳出決算額は188億6,808万4,000円で、実質収支額は3億5,275万4,000円となっております。決算の規模は、歳入歳出ともに前年度と同規模であります。 32ページをご覧ください。自主財源比率は、前年度に引き続き22.6%で、自主財源額ともに前年度と同規模であります。特に、自主財源の核となる市税の収入済額は、28億994万6,000円で、前年度より9,044万7,000円、率にして3.1%の減額となっております。自主財源が減少する中、公平性の観点からも税収確保等に最大限の努力を要望するものであります。 このように、税収が落ち込む中、財産運用収入は「国東市財務活動管理方針」を定めて、基金の一括運用や債権売り現先取引等、先進的な手法を取り入れるなど運用改革を実施し、大幅に増収させたことは高く評価するものであります。 今後とも効率的な運用を大いに期待するところでございます。 続きまして、33、34ページには、性質別歳出決算状況を記載しております。義務的経費は、前年度より4.7%の減少となっております。扶助費は増加しておりますが、人件費、公債費は減額となっております。 投資的経費は、前年度より15%の増額となっています。これは、アストの用地取得等が要因であります。 続きまして、35ページには経常収支比率に関して記述しております。経常収支比率は91.8%で、前年度よりわずかに後退をしております。また、36ページからの財政力指数は0.3%、実質公債比率は11.5%、将来負担比率は16.5%で、いずれも前年度よりも改善をされております。今後も公債費などの経常経費の抑制を図りつつ、さらなる自主財源の確保に努め、健全な財政運営をお願いするものでございます。 続きまして、39ページからの地方交付税の推移をご覧ください。地方交付税は、普通交付税、特別交付税ともに減少し、合わせて9,743万4,000円の減額となっております。歳入総額の約半分を占める地方交付税の減額は、本市の財政運営に大きな影響を与えております。 合併の特例措置が終わりますと、約18億円もの普通交付税が削減される見込みであります。このような厳しい財政状況に鑑み、今後さらなる行財政改革を推進して、健全な財政運営を目指す必要がございます。 続きまして、43、44ページの借入金と基金の状況でございます。平成25年度末の市債残高は、一般会計、特別会計合わせて290億5,092万円で、前年度より15億1,283万1,000円の減額となっております。合併以来着実に減少しておりますが、依然として290億を超える多額の残高があるとともに、庁舎の建設事業等、大型事業の実施により、今後残高が増加することが予想されます。さらなる借入額の適正管理に努める必要がございます。 一方、基金の残高は一般会計、特別会計合わせて118億4,184万3,000円で、前年度より10億7,226万7,000円の増額となっております。基金残高も合併後着実に増加をしておりますが、財政調整基金等への積増しなど一層の推進を望むものでございます。 次に、45ページ以降は、一般会計の市税及び使用料等の収納状況でございます。 47ページをご覧いただきたいと思います。収入済額は現年度、過年度ともに減少し、前年度より1億2,701万5,111円の減額となっております。 一方、収入未済額は、過年度は減少したものの、現年度新たに8,198万1,122円の滞納が発生をし、全体でも1,395万3,061円の増額となっております。 過年度については、着実に収納されましたが、現年度は新たに大きな収入未済額が生じております。さらに、全体の収納状況を公債権、私債権別に見ますと、収入未済額は住宅使用料等の私債権では、現年度、過年度ともに減少しておりますが、市税等の公債権は現年度、過年度ともに増加となっております。 債権回収係を中心に、訴訟等確固たる法的手段を行使するなど、積極的な収納対策に取り組み、さらなる収納率の向上と滞納額の圧縮に向けて一層の努力をしていただきたいと存じます。 次に、49ページからは、特別会計の決算の概要でございます。特別会計全体の歳入総額は、105億1,066万2,943円、歳出総額は102億2,161万3,580円、歳入歳出差引額、実質収支額ともに2億9,504万9,363円、単年度収支額では、9,323万9,658円となっております。 また、50ページの歳入につきまして、収入未済額は前年度より1,307万320円減少しましたが、一方で不納欠損額は前年度より1,225万575円の増額となっております。 収入未済額の減少は、主に不納欠損処分によるものであります。 続きまして、53、54ページをご覧ください。全特別会計の保険料、使用料、分担金等、国保税、下水道使用料等の公債権と簡易水道使用料等の私債権に分けて見ますと、公債権、私債権ともに現年度は収入未済額が前年度よりも減少しております。 同じく過年度も収入未済額は減少しておりますが、逆に不納欠損額が計上されているために、過年度は実質的には増額となっております。なお、仮に不納欠損処分をしなかった場合でも、収入未済額は減少となっております。 しかしながら、依然として3億5,000万円を超える収入未済額があります。債権回収係を中心とした全庁的な取組みにより、なお一層の成果を期待するものであります。 続きまして、52ページにお戻りください。特別会計全体の歳出についてであります。予算現額は105億78万4,000円、支出済額は102億2,161万3,580円、不用額は2億7,917万420円となっております。 続きまして、55ページからの会計別の決算概要でございます。住宅新築資金等貸付事業特別会計は、現年度の徴収率は100%、過年度が1.6%となっており、今後とも収納努力をお願いします。 56ページの自動車学校特別会計は、入校者数178名で、昨年よりも7名減となっておりましたが、使用料及び手数料は前年度より増加をしております。今後とも入校者の確保に努力をお願いしたいと思います。 57ページから61ページまでの国民健康保険事業、介護保険事業、後期高齢者医療事業特別会計につきましては、健全な保険制度を保つため、また公平性の観点から、保険税等の徴収率向上を図ることが不可欠であると考えております。 特に、国民健康保険事業は、前年度より収入未済額は増加、収納率は低下しており、今後の収納努力を強く望むものであります。 62ページから67ページまでの簡易水道事業、公共下水道事業、特定環境保全公共下水道事業、農村集落排水事業、浄化槽設置事業特別会計につきましては、一般会計からの繰入金が歳入総額の多くを占めております。独立採算性の観点から、使用料等のさらなる滞納解消を図るとともに、普及率、水洗化率等の向上に努める必要がございます。 75ページからは、家畜導入事業の貸付基金、国民健康保険高額療養費と一般旅券発給等事務証紙等購買基金に関する記述でございます。家畜の導入事業は、本年度115万の返還があり、収入未済額は266万3,000円となっております。高額療養費は、本年度19万6,000円を不納欠損処分したため、収入未済額は48万3,899円となっております。ともに早期の債権回収が必要であります。また、本年度の旅券申請件数は315件で、前年度より127件の減少となっております。 最後に、チェック機能、いわゆる内部統制の検討についてであります。事務処理ミスの防止、事務処理能力等の維持向上のため、全職員に対し財務事務や公務員倫理等、市独自の研修会の開催や県主催の研修会への参加など、不祥事や事務処理ミス防止に向けた取組みをあらゆる機会を捉えて実施していることについては、高く評価するものであります。 しかしながら、平成25年度に事務処理ミス等が数件報道されるなど、市民の行政に対する信頼性を低下させる事案が続いております。事務処理ミス防止のため、チェック機能の強化に努めるとともに、常に現行の仕組みの点検整備を行い、内部統制の確立を目指すための取組みを進めていただきたいと存じます。 また、事務事業の実施に当たっては、法令や条例等の規定を遵守し、適正な事務処理を行うことが、結果としてむだな経費を省くことにもなることを認識することが重要であります。 一般会計、特別会計決算及び基金の運用状況についての審査の意見は、以上でございます。 続きまして、国東市の公営会計決算審査意見書の1ページをご覧いただきたいと思います。 まず、工業用水道事業特別会計でありますが、審査結果のとおり、決算書類等の計数並びに事業の経営成績など、概ね適正に表示されていると認めました。この会計は、ソニーセミコンダクタ株式会社大分テクノロジーセンター、大分キヤノン本社安岐事業所、安岐エアポート生コンに工業用水を供給しております。 5ページの損益計算書をご覧ください。平成25年度営業の結果、純利益は226万658円、当年度未処分利益剰余金は607万3,033円となっております。営業収益は502万5,000円、純利益は291万4,982円減少しております。ソニーの事業縮小により、1日当たりの契約水量を平成25年5月より850m3から600m3に変更したことが主な要因であります。 続きまして、2ページの金融資産の運用状況ですが、本年度は8,799万8,201円となり、前年度より914万3,311円増額しております。これで3期連続の増額となり、高い数値を保っており、十分な流動資産を保有をいたしております。 続きまして、8ページからは市民病院事業特別会計の決算審査意見書を記載してございます。審査の結果、決算書類等の計数並びに事業の経営成績などは概ね適正に表示されていると認めました。 まず、9ページの経営状況の概要であります。患者数は13万9,683人で、前年度より1,136人減少しております。特に、外来患者数は大きく減少しております。 また、病床利用率は91.8%で、前年度よりわずかに後退しております。 続きまして、16ページの未収金の状況です。平成25年度末の未収金残高は、1,552万6,039円で、前年度より105万ほど減少しております。未収金対策につきましては、マニュアル等を作成して職員間の情報の共有を図りながら、解決に向け取り組んでおりますが、引き続き未収金の発生防止や回収に取り組んでいただきたいと存じます。 なお、大変残念なことでありますが、平成25年度に入り市民の病院に対する信頼性を低下させる事案が報道されました。事務処理ミス防止のため、今まで以上にチェック機能の強化に努めるとともに、常に現行の仕組みの点検、整備を行い、内部統制の確立を目指すための取組みを進めていただきたいと存じます。 続きまして、経営状況について19ページにあります損益計算書でご説明を申し上げます。 平成25年度営業の結果、純損失は1,325万2,300円、これに前年度繰越欠損金を加えた当年度未処理欠損金は、21億2,280万8,703円となっております。通常での経営状況を見るために、特別損失を除いた計上損益で比較をいたしますと、今年度は1億5,000万円を超える経営改善がされたということになっております。 また、経営上最も重要とされているキャッシュの平成25年度末残高は、13億2,400万円で、前年度より1億2,900万円の増額となっております。このことからも、本年度の病院事業は順調であったと言えるのではないかというふうに思います。医師不足による整形外科、眼科に続き泌尿器科も非常勤化を余儀なくされる中で、新しい病院で最新の医療機器のもとに、今まで以上に充実した医療の提供と患者サービスの向上に、職員一丸となって意欲的に取り組んだ成果だと思われます。 このような非常勤化となった診療科に、常勤医師が招聘できれば、経営はますます安定するものと確信いたします。 これからも充実した最新設備の活用と確かな技術で、市民に安心・安全な医療サービスを提供し、国東市民病院の基本理念である「住民に信頼され、愛される病院を目指して、良質で全人的な医療を提供する地域密着の頼れる病院」として、ますます貢献、発展していくものと大いに期待するものであります。 最後に、別冊となっております健全化判断比率審査意見書と資金不足比率審査意見書についてでありますが、いずれも適正に作成されているものと認めます。 まず、健全化判断比率の1、実質赤字比率、2、連結実質赤字比率については、赤字額がないために比率がございません。 続いて、3、実質公債費比率は11.5%で、前年度の12.5%より1ポイント改善されております。 また、4の将来負担比率は16.5%で、前年度の32.4%より15.9ポイント改善されております。 最後に、資金不足比率ですが、各特別会計に資金不足額がないために、比率がないことを示しております。 以上をもちまして、平成25年度の決算審査意見書についての報告を終わらせていただきます。 ○副議長(木田憲治君) 報告が終わりました。これから監査委員の決算審査意見に対する質疑を行います。質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ声あり〕 ○副議長(木田憲治君) 質疑なしと認めます。これで決算審査意見に対する質疑を終結いたします。 暫時休憩いたします。5分間の休憩をいたします。午前11時18分休憩………………………………………………………………………………午前11時24分再開 ○副議長(木田憲治君) 休憩前に引き続き、再開いたします。 これより、担当課長より各議案の詳細説明を求めます。これからの詳細説明については、最初に報告案件、次に決算認定案件、次に補正予算案、最後に予算外議案の順で行います。 議案第66号から議案第69号までの「工事請負契約の締結について」は詳細説明を省略いたします。 まず、報告第15号「地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率の算定について」と、報告第16号「地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく資金不足比率の算定について」の2件を財政課長に詳細説明を求めます。財政課長。 ◎財政課長(村井正彦君) それでは、まず報告第15号「地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率の算定について」ご説明申し上げます。 平成26年第3回国東市議会定例会提出議案書の1ページ及び平成25年度国東市決算に係る健全化判断比率審査意見書をご覧ください。 報告第15号は、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」に基づく健全化判断比率の算定について、監査委員の意見書をつけて報告するものでございます。 健全化判断比率は4つの指標がございます。まず、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の4つでございます。国東市の平成25年度決算におきまして、4つの比率とも財政の早期健全化基準には達しておりません。なお、1つでも財政の早期健全化基準に達すれば、外部監査人の監査義務、財政健全化計画の議会議決、国・県への計画の報告、国の勧告等を受けることになります。 まず、実質赤字比率でございます。実質赤字比率は、普通会計の実質収支額が赤字の場合、標準財政規模に対する割合です。普通会計とは、国東市の場合、一般会計、住宅新築資金等貸付事業特別会計、自動車学校特別会計を合算した会計でございます。標準財政規模とは、税収入に普通交付税等を合算した標準的な経常一般財源のことをいいます。普通会計の実質収支は黒字であるため、標準財政規模に対する黒字額の割合は袖括弧内にマイナス2.68%と逆表記をしています。また、括弧の中の12.94%が早期健全化の判断基準でございます。 次に、連結実質赤字比率は、一般会計と全ての特別会計を合算した赤字額の標準財政規模に占める割合を示しております。国東市には、一般会計や国民健康保険事業特別会計、簡易水道事業特別会計など全部で13の会計がありますが、全ての会計において実質収支は黒字です。このため、連結実質赤字比率も黒字となり、袖括弧内にマイナス14.15%と逆表記しています。括弧内の17.94%が早期健全化の判断基準でございます。 次に、実質公債費比率は、一般会計等の債務負担行為による準公債費を含めた償還費用と、一般会計から特別会計、一部事務組合への繰出金のうち、借入金の償還に充てたと認められる額の合算額の標準財政規模に対する割合を示すものです。平成25年度の実質公債費比率は11.5%で、昨年度の12.5%より1.0ポイント改善されております。この比率が25%に達すれば、一般単独事業債等が起債制限を受ける早期健全化団体に指定されます。 最後に、将来負担比率は、一般会計が将来負担すべき実質的な債務の標準財政規模に対する割合です。この実質的な債務とは、一般会計等の借入金残高と債務負担行為支出予定額、特別会計等の債務の一般会計負担見込額、それから一般会計職員等の退職手当負担見込額から充当可能基金等を差し引いたものです。平成25年度の将来負担比率は16.5%で、昨年度の32.4%より15.9ポイント改善をされております。この比率の350%が早期健全化団体基準でございます。 続きまして、報告第16号「地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく資金不足比率の算定について」ご説明を申し上げます。 提出議案の2ページ及び平成25年度国東市決算に係る資金不足比率審査意見書をご覧ください。 報告第16号は、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」に基づく公営企業の資金不足率の算定について、監査委員の意見書をつけて報告するものでございます。 資金不足比率とは、公営企業の運用資金不足額の営業収益額に対する割合を示すものです。全ての会計で資金不足は生じておりませんので、運用資金余剰額を分子にして比率を出しております。資金余剰ですので、袖括弧内にマイナスの逆表示をしております。なお、資金不足比率が経営健全化基準20%に達すれば、外部監査委員の監査義務づけ、経営健全化計画の議会議決、国・県への計画報告義務、国の勧告等、受けることになります。 以上でございます。 ○副議長(木田憲治君) 次に、認定第1号「平成25年度国東市一般会計歳入歳出決算の認定について」を会計管理者に詳細説明を求めます。 ◎会計管理者(益戸健吉君) 認定第1号「平成25年度一般会計歳入歳出決算」の詳細説明を申し上げます。 お手元にあります平成25年度一般会計決算の概要と歳入歳出目別集計表をご覧ください。1ページをご覧ください。 一般会計、平成25年度歳入額191億7,804万9,199円、歳出額188億596万5,272円、翌年度へ繰り越すべき財源2,690万9,000円であり、翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額3億4,517万4,927円であります。歳入額が約3,200万円増額、歳出額は約300万円減額、繰り越すべき財源が1,890万円減額であります。 2ページから14ページにかけて、歳入の款別の説明をさせていただきます。 1款市税は収入額約28億8,000万円で歳入の15%を占めておりますが、前年比約1億円減額です。減額要因は、固定資産税約9,700万円減によるものです。 7款ゴルフ場利用税交付金は収入額約1,800万円ですが、前年比約1,400万円増額であります。 10款地方交付税は収入額約94億9,000万円で歳入の50%を占めますが、前年比約9,700万円減額です。普通交付税は約6,000万円減額、特別交付税は約3,700万円減額になっております。普通交付税の減額要因は、公債費の減額に伴う元利償還金交付税措置の減額によるところが大きいものであります。 5ページをお開きください。14款国庫支出金は約17億円で歳入の9%を占めますが、前年比約2億2,000万円増額です。増額要因は、2項2目総務費国庫補助金の「地域の元気臨時交付金」1億7,900万円、2項8目土木費国庫補助金約6,500万円増額、2項10目教育費国庫補助金の「公立学校施設整備費補助金」2,800万円増額によるものです。 15款県支出金は約12億円で歳入の6%を占めますが、前年比約6,700万円減額です。減額要因は、7ページにあります1項11目災害復旧費県負担金約1,000万円減額や、2項3目民生費県補助金の「保育所緊急整備事業費補助金」約1億2,800万円減額によるものです。また、2項5目労働費県補助金「緊急雇用創出交付金」は約1,800万円増額となっております。 10ページをご覧ください。16款財産収入は約2億3,700万円ですが、前年比約1億5,000万円増額です。これは、利子及び配当金1億6,500万円増額によるものです。 18款繰入金は約6,200万円ですが、前年比約900万円増額となっております。これは、11ページにあります損失補償基金繰入金4,700万円によるものです。 19款繰越金は約3億3,800万円で歳入の1.8%を占めておりますが、前年比約1億円減額です。 20款諸収入は約2億300万円ですが、前年比約4,800万円増額です。これは、3項1目貸付金元利収入の中の「土地開発公社貸付金返還金」6,100万円によるものです。 21款市債は約17億700万円で歳入の9%を占めておりますが、前年比約1,500万円減額です。3目民生債、6目農林水産業債が減額が多く、9目消防債、10目教育債が増額が多くなっております。 歳出につきましては、15ページ以降をご覧ください。 1款議会費は約2億円で前年比約900万円減額です。 2款総務費は約25億8,000万円で歳出の14%を占めておりますが、前年比約2億1,000万円増額となっております。増額要因は、1項5目財産管理費の「土地購入費」約2億300万円や、17ページにあります1項13目諸費の中の「土地開発公社貸付金」6,100万円が増額要因であります。 19ページをご覧ください。3款民生費は約52億3,000万円で歳出の28%を占めますが、前年比約200万円の増額です。増額しているのは、1項1目社会福祉総務費の中の「国民健康保険特別会計繰出金」が約8,200万円増額、1項3目高齢者福祉費の中の「施設開設準備経費補助金」1,100万円増額、「介護基盤緊急整備事業補助金」3,200万円増額などであります。なお、減額は、2項1目児童福祉総務費「保育所緊急整備事業費補助金」が約1億8,600万円減額となっております。 23ページをお開きください。4款民生費は約14億4,700万円で歳出の8%を占めておりますが、前年比約6,800万円増額です。これは、25ページにあります3項簡易水道費「簡易水道特別会計繰出金」約1,500万円増額、4項病院費の中にあります「国東市民病院負担金」約5,100万円増額によるものであります。 5款労働費は約7,300万円ですが、前年対比1,500万円増額となっております。各種緊急雇用創出事業の取組みによる増額であります。 6款農林水産業費は約9億4,000万円で歳出の5%を占めておりますが、前年比約2,900万円の減額です。これは、1項6目農地費の約7,300万円の減額によるものですが、28ページにあります3項3目漁港管理費の中の「国見町くるまえび養殖漁業生産組合損失補償」5,200万円が増額しております。 7款商工費は2億8,000万円で歳出の1.5%を占めておりますが、前年比約5,900万円増額となっております。これは、「販路開拓支援委託料」、「世界農業遺産プレミアム商品券補助金」、「企業立地雇用促進条例雇用助成金」、また、「いこいの村の施設整備工事」、「峯道ロングトレイル整備工事」等のさまざまな事業による増額であります。 29ページをご覧ください。8款土木費は約16億6,300万円で歳出の9%を占めておりますが、前年比約2,500万円増額です。これは、2項4目道路新設改良費約6,700万円増額、5目橋梁新設改良費約1,500万円増額があったことによるものです。 31ページ、9款消防費は約8億円で歳出の4%を占めておりますが、前年比約5,400万円増額です。これは、1項1目常備消防費の中にあります「消防本部等施設整備事業」約3,900万円増額、「消防デジタル無線整備事業」約800万円等によることが増額要因であります。 10款教育費は約14億700万円で歳出の8%を占めておりますが、前年比約1億3,800万円増額です。増額要因は、2項1目小学校費の中の「学校建設費」1億3,900万円増額によるものです。 35ページをご覧ください。11款災害復旧費約700万円は前年比約3,700万円の減額となっております。 12款公債費は29億9,900万円で歳出の16%を占めております。前年比約4億2,900万円減額ですが、その内訳は、一昨年の繰り上げ償還約2億1,000万円の影響を除けば、通常の公債費の減額は約2億2,000万円となっております。 13款諸支出金は約11億400万円で歳出の6%を占め、前年比約6,800万円減額ですが、財政調整基金積立金、減債基金等の積立額を減額しております。 なお、別冊ですが、主要事業の説明につきましては平成25年度一般会計主要事業実績調書に載せておりますので、後ほどご参照ください。 決算書の375ページをお開きください。375ページは財産に関する調書です。375ページは土地建物の総括表ですが、合計欄をご覧ください。土地地積は6,938m2減少して年度末現在高843万7,515m2、建物の延べ面積は120m2増加して年度末現在高25万9,962m2です。 376ページは行政財産についての表ですが、同じく合計欄をご覧ください。土地地積は1万2,540m2増加して年度末現在高は168万6,854m2、建物延べ面積は2,321m2増加して年度末現在高は23万6,224m2です。 次の377ページは普通財産についての表ですが、土地地積は1万9,478m2減少して年度末現在高675万661m2、建物延べ面積は2,201m2減少して年度末現在高2万3,738m2です。 次に、378ページをご覧ください。378ページの山林面積は増減がありません。年度末現在高は577万8,225m2、立木の推定蓄積量は同じく増減なく年度末現在高は23万6,186m3です。 無体財産権は2件増加して年度末現在高は2件になっております。 有価証券につきましては大分交通株式会社外7社の株式額面3,041万6,000円を保有しております。 出資による権利は増減がありません。28件、2億9,643万9,000円を保有しております。 380ページは主な物品の保有状況を載せております。 381ページの債権は481万565円増額して年度末残高1,326万2,234円であります。 基金につきましては、一括運用基金は18基金ありまして10億7,226万6,423円増加して年度末現在高118億4,184万3,263円です。 382ページは定額運用基金の3基金を載せておりますが、1万3,725円増えまして年度末現在2,581万2,697円であります。基金の総合計は10億7,228万198円増加して年度末現在高118億6,765万5,960円であります。 383ページをお開きください。定額資金の運用状況調書でございますが、定額運用基金は一般会計等の予算を通さずに直接貸付け等の執行を行うため、「地方自治法」第241条第5項により運用状況の報告をするものです。 家畜導入資金供給事業基金は年度末貸付金残高381万3,000円、全額は滞納繰越分でありましたが、115万円回収して年度末貸付金残高266万3,000円となっております。新たな貸し付けはありません。 国民健康保険高額療養貸付基金は前年度末貸付金残高67万9,899円、全額は滞納繰越分でしたが、不能欠損処分を2件、19万6,000円行いまして年度末貸付金残高48万3,899円です。新たな貸付けはありません。 一般旅券発給等事務証紙等購買基金はパスポートの申請に必要な証紙、印紙を管理するものでありますが、120万円を運用しております。 以上で詳細説明を終わらせていただきます。 ○副議長(木田憲治君) 次に、認定第2号「平成25年度国東市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について」を人権・同和対策課長に詳細説明を求めます。古林課長。 ◎人権・同和対策課長(古林直君) それでは、認定第2号「平成25年度国東市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について」詳細説明を申し上げます。 資料につきましては、特別会計決算の概要と歳入歳出目別集計表の2ページをお開きください。 まず、歳入でございます。総額が308万4,386円、対前年比56.9%の減でございます。 2款の繰越金が106万7,301円で24年度決算からの減額となっておりますのは、説明資料のとおり繰上償還がなかったためであります。 3款の諸収入、貸付金元利収入が201万7,085円でございます。詳細は説明欄記載のとおりでございます。 次に、歳出でございます。総額が252万8,971円で58.5%の減でございます。 1款の総務費につきましては事務経費でございます。 2款公債費でございますが、元利合わせて98万7,958円で説明記載欄のとおりとなっております。繰上償還がなかったための減額となっております。 3款諸支出金につきましては、一般会計18款の繰入金に152万5,000円を繰り出しております。 以上により、本年度への繰越金が歳入歳出の差額55万5,415円となっております。 以上でございます。 ○副議長(木田憲治君) 次に、認定第3号「平成25年度国東市立国東自動車学校特別会計歳入歳出決算の認定について」を総務課長に詳細説明を求めます。吉水課長。 ◎総務課長(吉水良仲君) 認定第3号「平成25年度国東市立国東自動車学校特別会計歳入歳出決算の認定について」ご説明いたします。 平成25年度特別会計決算の概要と歳入歳出目別集計表の3ページから5ページを参照願います。 国東自動車学校は、優良運転者を育成し、地域の交通安全に貢献することを目標に事業運営を行っているところであります。 平成25年度の歳入の主なものは、1款使用料及び手数料5,134万9,198円、3款繰入金1,371万3,000円であります。繰入金は、建物の外部改修工事費等に係る財源として基金から繰り入れたものであります。 歳入合計は7,907万9,467円となり、対前年1,335万136円の増となっています。 歳出の主なものは、自動車教習を行うための経常的な経費でありますが、老朽化していた建物の外部改修工事等を行ったことから、1款総務費が6,751万9,392円となり、対前年1,476万860円の増となっております。 2款事業費は452万6,811円でありまして、歳出合計は7,205万6,203円であります。 実質収支額は差引き702万3,264円でありまして、次年度への繰越しとなります。 また、単年度収支は52万7,857円の赤字となっております。単年度赤字となった要因につきましては、前年度に比べまして入校者数が7名減したことが影響したものと考えています。少子化の中ですが、教習生の勧誘や高齢者講習受講者の勧誘等に努力していくこととしております。 以上で説明を終わります。 ○副議長(木田憲治君) 暫時休憩いたします。午後の開始は午後1時を予定しますのでお願いいたします。午前11時55分休憩………………………………………………………………………………午後1時00分再開 ○副議長(木田憲治君) 休憩前に引き続き、再開いたします。 認定第4号「平成25年度国東市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」と、認定第6号「平成25年度国東市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について」の2件を、市民健康課長に詳細説明を求めます。瀧口課長。 ◎市民健康課長(瀧口新一君) 私からは認定第4号と認定第6号についてご説明申し上げます。 まず、認定第4号「平成25年度国東市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」でございます。 資料といたしましては、決算の概要と歳入歳出目別集計表の6ページから13ページになります。ご覧ください。 決算規模といたしまして、歳入総額44億3,780万3,809円で前年度比99.69%となり、歳出総額42億7,032万7,128円で前年度比97.47%となっており、差引額が1億6,747万6,681円で前年度比237.20%となっております。 単年度収支は9,686万8,846円の黒字となっております。これは、平成25年度に国民健康保険税の税率を改定したこと、国保税率の改定に伴う国保税の高騰緩和策を実施したこと、被保険者の減少による医療費の総給付額の減少によるものと考えられます。 基金残額につきましては、平成25年度末、1億6,769万1,572円となっております。 7ページから8ページでございますが、国保会計決算に係る被保険者の状況、保険給付の状況などでございます。後でご覧いただきたいと思います。 9ページ以降をご覧ください。 まず、主な歳入項目についてご説明申し上げます。 1款国民健康保険税でありますが、6億5,994万3,666円で、歳入総額の14.87%を占めており、前年度と比較して調定額で661万6,206円、収入済額で748万3,371円の減となっており、被保険者数及び基準総所得の減少によるものと思われます。 4款国庫支出金ですが、9億2,066万5,517円で、療養給付費等負担金及び財政調整交付金の増によります。前年度と比較して4,170万6,726円の増、前年度と比較して104.75%となっております。 5款療養給付金交付金ですが、3億3,925万5,000円で、これは退職被保険者の医療費に対する支払基金よりの交付金で、退職者医療該当者及び医療給付費の概算決定の減額により6,572万856円の前年度比83.77%となっております。 6款前期高齢者交付金ですが、14億1,990万284円で、これは65歳から74歳までの方の医療費に対する支払基金よりの交付金が前年度の精算により4,827万8,290円の減、前年度比96.71%となっております。 7款県支出金は2億379万1,061円で、高額医療共同事業負担金、特定健康検査等負担金、財政調整交付金です。1,230万6,446円の減、前年度比94.31%になります。 9款共同事業費交付金ですが、4億1,967万3,581円で、これは県内の保険者が財政安定化のために拠出金を出し合い、事業実施の状況に応じた交付が行われるもので、前年度と比較して402万1,581円の増、前年度比100.97%となっております。 12款繰入金ですが、3億8,525万9,334円で、一般会計の保険税改定のため、高騰緩和対策費用などの繰入れによる6,738万3,814円の増、前年度比121.20%となっております。平成25年度の基金からの繰入れはありません。 13款繰越金は7,060万7,835円で、平成24年度決算によるもので、172万6,757円の増、前年度比97.61%となります。 14款諸収入は1,760万8,059円となっております。これは交通事故による第三者行為の賠償金が増えたもので、822万5,615円の増、前年度比187.67%となっております。 12ページをご覧ください。 次に、歳出でございます。 1款総務費は9,170万3,998円で、総務管理費が主なものです。人件費の増によるものです。94万5,429円の増、前年度比101.04%です。 2款保険給付費は29億8,736万5,877円で、歳出全体の69.96%を占めております。前年度と比較して7,295万8,673円の減、前年度比97.62%となっております。これは、被保険者数が減ったための減額と思われます。 3款後期高齢者支援金等ですが、4億6,715万5,655円となっております。これは、75歳以上の後期高齢者の方の医療費を補うための支援金で、後期高齢者医療費の増による491万598円の増、前年度比101.06%となっております。 13ページをご覧ください。 6款介護納付金ですが、2億1,824万8,270円となっており、これは国保加入者の60歳から65歳未満の方の人数に応じて支払基金に納付するものです。1人当たりの納付額の増により、260万7,740円の増、前年度比101.21%となっております。 7款共同事業拠出金ですが、4億3,711万8,878円となっており、これは、県内の保険者が財政の安定化を図るため、医療費等の状況に応じて出し合うもので、1,845万1,747円の減、前年度比95.95%となっております。 8款保健事業費ですけども、4,378万7,955円となっており、特定健診の受診率向上と保健指導の充実を図るために取り組むものでございます。589万622円の増、前年度比115.54%です。 11款諸支出金は2,383万9,337円となっており、療養給付費等負担金、特定健診負担金等の償還によるもので3,398万2,288円の減、前年度比41.23%となっています。 続きまして、認定第6号「平成25年度国東市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について」ご説明申し上げます。 ページは28ページから29ページになります。 決算規模といたしまして、歳入総額4億4,162万3,503円で、前年度比101.27%、歳出総額4億4,083万203円で、前年度比101.13%となっており、差引額が79万3,300円となっております。 29ページは後期高齢者医療の推移を載せておりますので、後でご覧ください。 30ページでございます。 主な歳入についてご説明申し上げます。 1款の後期高齢者医療保険料ですが、2億5,418万8,100円で、前年度と比較して466万5,941円の増、101.87%となっておりますが、被保険者数の増によるものでございます。 4款繰入金ですが、一般会計繰入金が1億8,681万4,522円で、職員給与等の繰入金の増による。前年度と比較して196万1,512円の増、101.06%となっております。 次に、31ページ、歳出でございますが、1款総務費は2,289万3,448円で、一般管理費が主なものです。27万7,372円の減、前年度比98.8%です。 2款後期高齢者医療広域連合納付金が4億1,758万7,555円で、歳出の94.73%を占めており、これが収納保険料の増により、後期高齢者医療広域連合納付金が増えたものによるものです。前年度と比較して513万6,543円の増、101.26%となっております。 以上で、認定第4号と第6号の詳細説明を終わります。 ○副議長(木田憲治君) 次に、認定第5号「平成25年度国東市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」を高齢者支援課長に詳細説明を求めます。柳井課長。 ◎高齢者支援課長(柳井孝則君) 認定第5号「平成25年度国東市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」詳細説明を申し上げます。 資料は特別会計決算の概要と歳入歳出目別集計表の14ページをご覧ください。 保険事業勘定の決算の概要ということでまとめております。 14ページに決算の状況という表がございますので、そちらをご覧ください。 歳入総額は36億8,105万8,751円、歳出総額は36億1,854万4,947円で、歳入歳出の差引額は6,251万3,804円となっております。 15ページからは保険料収納状況、保険給付費の状況、要介護認定者数、介護サービス受給状況を17ページにわたり載せておりますので、ご参照いただきたいと思います。 保険事業勘定の内訳につきましては、20ページと21ページをご覧ください。 まず、20ページの歳入の主なものにつきましては、1款保険料が5億6,668万4,371円で、高齢者人口の増加により、24年度と比較して増額となっております。 4款国庫支出金は介護給付費負担金などを合計して9億6,769万7,120円、5款支払基金交付金は9億8,505万8,000円と、これらは保険給付費及び地域支援事業費の増により増額となっております。 6款県支出金は5億2,061万1,699円で、財政安定化基金交付金の交付が24年度で終了したことにより減額となっております。 8款繰入金は5億8,848万6,204円で、職員給与費等一般会計からの繰入金の減により減額となっております。 9款繰越金は4,988万5,414円となっております。 歳入合計は36億8,105万8,751円と、24年度と比較して4,026万4,812円の増額となっております。 21ページの歳出につきましては、1款総務費が総務管理費及び介護認定費など合計1億5,970万1,483円で、職員給料の減などにより減額となっております。 2款保険給付費は介護及び介護予防サービス等諸費など合計33億4,939万6,485円で、施設介護サービス費の増により増額となっております。 4款地域支援事業費は介護予防事業費など合計5,750万4,473円で、通所型の介護予防事業の充実を図ったことなどにより増額となっております。 歳出合計は36億1,854万4,947円と、24年度と比較して2,763万6,422円の増額となっております。 次に、22ページと23ページをご覧ください。 介護サービス事業勘定の内訳を載せておりまして、これは姫見苑と地域包括支援センターの会計になっております。 決算額は、歳入合計3億2,984万6,853円、歳出は23ページですが、歳出合計3億1,652万9,306円で、歳入歳出差引額は1,331万7,547円となっております。 22ページに戻りまして、1款サービス収入は介護給付費収入など合計2億466万2,512円で、姫見苑入所者が病院に入院した日数の増と短期利用者の減により減額となっております。 5款繰入金は9,696万5,000円、6款繰越金は1,508万3,631円となっております。 歳入合計は24年度に比べ、288万982円の減額となっております。 23ページの歳出につきましては、1款総務費が2億1,775万413円で、姫見苑の水源地からの送水ポンプの取りかえ工事を実施したことにより増額となっております。 2款サービス事業費は8,546万1,980円となっております。 3款施設整備費は1,315万2,300円で、姫見苑のトイレ等増築改修工事を実施しました。 歳出合計は24年度と比べ111万4,898円の減額となっております。 以上、詳細説明を終わります。 ○副議長(木田憲治君) 次に、認定第7号「平成25年度国東市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」から、認定第12号「平成25年度国東市工業用水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」までの6件を、上下水道課長に詳細説明を求めます。岡部課長。 ◎上下水道課長(岡部宏君) では、認定第7号から認定第12号までの6件につきまして、平成25年度特別会計決算の概要と歳入歳出目別集計表並びに平成25年度国東市歳入歳出決算書及び歳入歳出事項別明細書でご説明いたします。 まず、認定第7号「平成25年度国東市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」決算の概要と歳入歳出目別集計表の32ページと36、37ページをご覧ください。 国東市簡易水道事業は、「安心」、「安定」、「持続」、「環境」という4つの課題目標を目指しまして、市内11簡易水道施設で事業運営をしているところでございます。 主な歳入は、2款使用料及び手数料が2億6,027万1,275円、3款国庫支出金2,090万円、5款繰入金1億5,919万9,000円、6款繰越金2,961万4,918円、8款市債3,690万円などありまして、歳入合計は5億1,032万9,089円であります。 主な歳出は、経常的な経費であります1款総務費が1億9,314万2,174円、施設整備の改良、改築等のハード事業が主体となる2款簡易水道事業費が1億1,105万2,300円、長期債償還に係る経費であります3款公債費が1億8,325万4,863円などありまして、歳出合計が4億8,779万5,897円となり、実質収支額は差引きで2,253万3,192円が次年度への繰越額となっております。 続きまして、認定第8号「平成25年度国東市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」同じく39ページと45、46ページをご覧ください。 国東市公共下水道事業は国東町の田深、吉木の一部、安国寺、鶴川、小原3区の一部を処理区とする下水道事業でありまして、生活改善、公共用水域の水質保全を果たすべく、事業運営を行っております。 主な歳入は、2款使用料及び手数料が6,704万9,445円、3款国庫支出金が300万円、6款繰入金が1億6,322万円、7款繰越金が1,201万7,350円、9款市債が1,400万円などありまして、歳入合計は2億6,686万5,681円であります。 主な歳出は、経常的な経費であります1款総務費が7,227万9,276円、施設整備の改良、改築の事業が主体となります2款公共下水道整備事業費が2,170万791円、船団方式維持管理負担金であります3款船団事業費が927万6,584円、長期債の償還に係る経費であります4款公債費が1億4,937万8,883円などありまして、歳出合計が2億5,685万3,534円となり、実質収支額は差引きで1,001万2,147円が次年度への繰越額となっております。 次に、認定第9号「平成25年度国東市特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」同じく40ページと47ページから49ページをご覧ください。 国東市特定環境保全公共下水道事業は、国見町の千燈、野田、新涯、東中、西中、川西、浜中、本城、それと武蔵町の古市、糸原、小城、池ノ内、内田、成吉、手野の一部、吉広の一部、麻田の一部、志和利の一部、三井寺、向陽台、安岐町の下原、塩屋、馬場、瀬戸田の一部、中園の一部、下山口の一部、吉松の一部、向陽台を処理区とします下水道事業でありまして、生活改善、公共用水域の水質保全を果たすべく事業の運営を行っております。 主な歳入は、2款使用料及び手数料が1億5,001万2,773円、3款国庫支出金が7,183万6,000円、6款繰入金が3億9,423万8,000円、7款繰越金が1,504万5,179円、8款諸収入が4,927万3,387円、9款市債2,870万円などありまして、歳入合計は7億2,181万8,119円であります。 主な歳出は、経常的な経費であります1款総務費が1億669万6,105円、施設整備の改良、改築の事業が主体となります2款施設整備費が1億3,136万4,019円、船団方式維持管理を行います3款船団事業費が4,915万6,030円、長期債の償還金に係る経費であります4款公債費が4億1,512万5,154円などありまして、歳出合計が7億1,179万1,268円となっており、実質収支額は差引きで1,002万6,851円が次年度への繰越額となっております。 続きまして、認定第10号「平成25年度国東市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について」同じく41ページと50ページをご覧ください。 国東市農業集落排水事業は安岐町朝来地区の一部地域を除く区域を処理区といたしまして、生活改善、公共用水域の水質保全を果たすべく事業の運営を行っております。 主な歳入は、2款使用料及び手数料が224万7,530円、5款繰入金が3,880万円、6款繰越金が76万2,330円などありまして、歳入合計は4,284万4,860円であります。 主な歳出は、経常的な経費であります1款総務費が526万3,828円、長期債償還に係る経費であります2款公債費が3,615万731円などありまして、歳出合計が4,204万9,559円となり、実質収支額は差引きで79万5,301円が次年度への繰越額となっております。 次に、認定第11号「平成25年度国東市浄化槽設置事業特別会計歳入歳出決算の認定について」同じく42ページと51ページをご覧ください。 国東市浄化槽設置事業は武蔵町手野、麻田、吉広のそれぞれ一部地域を対象とする事業で、生活改善、公共用水域の水質保全を果たすための事業であります。 主な歳入は、2款使用料及び手数料が127万4,280円、6款繰入金が95万3,000円などありまして、歳入合計は230万8,425円であります。 主な歳出は、経常的な経費であります1款総務費が129万7,064円、長期債の償還に係る経費であります3款公債費が92万9,500円などありまして、歳出合計が230万6,560円となり、実質収支額は差引きで1,861円が次年度への繰越額となっております。 最後に、認定第12号「平成25年度国東市工業用水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」国東市歳入歳出決算書及び歳入歳出事項別明細書の384ページから400ページをご覧いただきたいと思います。 国東市工業用水道事業は市内企業への工業用水の安定供給を目的に事業を実施しております。 事業概要でございますけども、第1工業用水道事業といたしまして、日契約水量600m3を1m3当たり税抜きの60円でソニーセミコンダクタ株式会社大分テクノロジーセンターへ供給を行っております。 また、第2工業用水道事業といたしまして、契約水量450m3を1m3当たり税抜きの61円で大分キヤノン株式会社安岐事業所へ、同じく契約水量10m3を1m3当たり税抜きの61円で有限会社安岐エアポート生コンへ供給を行っております。 収益的収入は消費税込みで2,646万7,887円で、工業用水の供給によります営業収益の2,532万5,888円が主なものであります。 収益的支出は2,318万5,004円で、営業費用の2,216万2,804円が主なものでございます。 収益的収入及び支出の差引きは、税抜き金額ですが226万658円でありまして、この金額が平成25年度の純利益であります。 続きまして、資本的収入及び支出でありますが、収入、支出ともございません。 以上で説明を終わります。 ○副議長(木田憲治君) 次に、認定第13号「平成25年度国東市民病院事業特別会計歳入歳出決算の認定について」を市民病院事務長に詳細説明を求めます。岩本事務長。 ◎市民病院事務長(岩本弘範君) 認定第13号「平成25年度国東市民病院事業特別会計歳入歳出決算の認定について」ご説明申し上げます。 市民病院事業特別会計決算書につきましては、平成25年度国東市歳入歳出決算書及び歳入歳出事項別明細書の401ページから428ページまでの説明となります。 平成25年度の病院の概況についての報告です。 病床数は、一般病床154床、回復期リハビリ病床29床、療養型病床21床、感染症病床4床の計208床であります。 入院診療日数365日、外来診療日数244日、職員数は25年度末の数値で正規職員235名、臨時職員71名であります。 それでは、415ページの事業報告書をご参照ください。 まず、患者数ですが、入院延べ患者数は6万9,659人で、前年度比143人、0.2%の減、外来延べ患者数は7万24人で、993人、1.4%の減となりました。1日平均入院患者数は190.8人、外来患者数は287.0人でありました。 内科が入院、外来ともに増となり、入院では整形外科、脳神経外科が増となりました。中でも泌尿器科が平成25年度より非常勤化となり、入院で2,570人の減、外来1,519人の減となり、約1億円の減収となりました。 患者1人1日当たりの診療収益は、一般病床で3万4,028円、前年度比144円の増、回復期リハビリ病床で3万1,271円、4,203円の増、療養型病床で1万9,802円、393円の増、外来は1万313円、11円の増となりました。 地域別利用患者の状況は422ページをご参照ください。 国東市内の方の患者利用率は、入院で93.4%、外来で90.7%を占めています。 病床利用率につきましては、423ページをご参照ください。 一般病床96.6%、療養病床84.1%、全体で91.8%でありました。 次に、手術、検査、放射線、リハビリテーション、健診事業等の各手技の利用件数につきましては414ページからの実績表をご参照ください。 次に、収益的収入及び支出ですが、収益全体を示す病院事業収益は33億9,167万9,000円、同じく費用全体を示す病院事業費用は34億493万1,000円で、1,325万2,000円の経常損失となりました。 医業収益は30億5,166万2,000円で、前年度比4,138万3,000円の増であり、医業費用は32億3,123万円、前年度比8,954万9,000円の減となりました。 入院収益は4,868万6,000円の増、外来収益は1,048万9,000円の減、その他医業収益は318万6,000円の増、費用につきましては、給与費4,039万7,000円の減、材料費2,667万3,000円の減、経費2,451万7,000円の増、減価償却費3,408万2,000円の増などにより、医業収支は1億7,956万8,000円の損失でありましたが、前年度比で1億3,093万1,000円改善し、医業収支比率は94.4%でありました。 付帯事業の訪問看護ステーションの収支は、訪問看護、訪問リハビリテーション事業により、780万7,000円の黒字、居宅介護支援事業の収支は445万3,000円の赤字でありました。 次に、資本的収入及び支出について、資本的収入の総額は1億7,169万8,000円であり、出資金1億3,662万1,000円、医療機械購入に係る企業債2,450万円等であり、資本的支出の総額は2億9,885万2,000円で、建設改良費6,150万1,000円、企業債償還金2億3,735万1,000円でありました。 平成25年度の企業債の借入額は2,450万円であり、年度末未償還残高は44億1,070万5,549円であります。 キャッシュフロー、現金預金につきましては、前年度末より1億2,880万増となりまして、25年度末残高は13億2,449万円となっております。 常勤医師の確保等、医療供給体制の整備が依然として厳しい状況にありますが、引続き地域の中核病院として地域住民の方に安心、安全な医療サービスを提供するべく取り組んでいかなければならないと考えております。 以上で説明を終わらせていただきます。 ○副議長(木田憲治君) 次に、議案第50号「平成26年度国東市一般会計補正予算(第3号)」を財政課長に詳細説明を求めます。村井課長。 ◎財政課長(村井正彦君) 議案第50号「平成26年度国東市一般会計補正予算(第3号)」につきまして、詳細説明を申し上げます。 今回の補正は、額の確定した普通交付税や繰越金、国、県の内示により事業が確定したもの、災害復旧費、4月の人事異動による人件費等を中心に編成いたしております。 補正予算額は3億5,264万2,000円の増額でございます。 一般会計補正予算書の6ページをご覧ください。 第2表地方債補正についてご説明いたします。 市債の補正は1 変更分が5件です。 合併特例事業債の市道岩屋赤松線改良事業ほか2件は合計で370万円増額するものです。 その下の防災対策事業債の市営急傾斜地崩壊対策事業は270万円増額するものです。 最後の臨時財政対策債は借入限度額の確定により、3,161万5,000円を増額するものです。 続きまして、議会説明資料の2ページ、A3の資料をお開きください。 まず、歳入につきましてご説明いたします。 10款地方交付税は、普通交付税の額の確定により、1億7,852万6,000円の増額です。 次に、14款国庫支出金は4,449万6,000円の増額です。上の2つは「社会保障・税番号制度システム整備事業費補助金」の総務省分と厚生労働省分で、それぞれ1,540万と513万3,000円の増額です。3番目の「保育緊急確保事業費補助金」の「保育士等処遇改善臨時特例事業」から、同じくその下の「養育支援訪問事業」までは国の補助基準の確定により、県支出金から国庫支出金に組み替え、額も変更するものです。 次に、15款県支出金は7,523万円の増額です。下から6番目の「次世代を担う園芸産地整備事業費補助金」2,020万円の増額が主なものです。 次に、18款繰入金は1億3,405万1,000円の減額です。普通交付税、繰越金等の増額による財源補填の財政調整基金繰入金1億3,460万8,000円の減額が主なものです。 次に、19款繰越金は前年度決算により、1億4,517万4,000円の増額です。 次、21款市債は3,801万5,000円の増額です。臨時財政特例債3,161万5,000円の増額が主なものです。 続きまして、歳出につきましてご説明いたします。 4ページをお開きください。 下から3番目の事業です。事業ナンバー4413「社会保障・税番号制度システム整備事業」は、その上の「電算化推進事業」からの組替え分3,397万2,000円と、追加分1,810万1,000円を合わせて5,207万3,000円とするものです。これは国の法律により、社会保障・税番号制度の導入準備を行うもので、総務省分の地方税務システム改修費の増額と、今回国より示された厚生労働省分のシステム改修費を新たに追加するものです。平成29年度までに順次整備を行ってまいります。財源としましては、今年度事業費で国庫補助金が2,053万3,000円と、残りは交付税措置されることとなっております。 5ページをご覧ください。 下から3番目のところです。事業ナンバー151「賦課徴収費」は相続放棄や破産した者の不動産を滞納処分するために必要となる裁判所に納める予納金2件分60万円と、「地方税法」の固定資産評価基準に示されている事業の用に供する家屋のうち、クラブハウス等に対する需給事情による減点補正に関して、国東市も適用できるよう評価マニュアルを作成するための委託料150万円です。 次に、11ページをご覧ください。 上から4番目の事業です。事業ナンバー929「最終処分場放流用施設整備事業」は測量コンサルへの業務発注により、当初計画より埋設管の曲点の箇所が多く、管理用桝の設置などが必要となったため、291万1,000円増額するものです。 12ページをご覧ください。 上から3番目です。「次世代を担う園芸産地整備事業」は3,030万円の増額です。この事業は農業公社が小ねぎハウスのリース事業を行うことに対して、県の補助金と市の負担分を合わせて助成するもので、今回、県の補助金交付要綱の改正で「低コスト耐候性ハウス」が補助対象になり、県の補助率が3分の1から2分の1に、市の負担分が6分の1から4分の1に、受益者負担が2分の1から4分の1に変更になったことと、小ねぎハウス施設の整備面積が20a増えたことによるものです。補正後の事業費は1億440万円で、県補助金が2分の1で5,220万、市の負担分が4分の1で2,610万円、受益者負担が4分の1で2,610万円となります。 同じページの1つ下の事業です。事業ナンバー4353「土地改良施設維持管理適正化事業」は671万5,000円の増額です。国東町深江地区の可動2号井堰の補修工事は当初27年度に施工予定でしたが、緊急性が高いことから前倒しで実施するものです。 同じページの一番下の事業です。事業ナンバー690「有害鳥獣被害防止対策事業」は35万2,000円の増額です。クヌギ林伐採後のシカによる萌芽枝の食害防止を目的に簡易ネット柵、防鳥ネット設置を要望する生産者に対して県補助金、補助率3分の2を間接補助するものです。 13ページをご覧ください。 上から5番目の事業です。事業ナンバー440「観光施設整備事業費」は「あかねの郷」の温泉施設のボイラーの経年劣化に伴う更新工事を追加するもので、818万円の増額です。当初、貯湯タンクの改修のみ計画していましたが、ボイラーも経年劣化しており、合わせて改修することにより、熱効率を上げて燃料費の削減を図っていくものです。 次に、14ページをご覧ください。 上から3番目の事業です。事業ナンバー3035「市営(県単)急傾斜地崩壊対策事業」は県支出金と地方債の財源更正です。当初、県に2カ所分の補助金申請をしていましたが、1カ所分しか補助金がつかなかったため、1カ所分の県の補助金を地方債に振りかえたものです。 また、事業実施場所も安岐地区2カ所から安岐地区1カ所、国東地区1カ所に変更するものです。 18ページをご覧ください。 一番下の事業です。事業ナンバー143「減債基金」は1億7,260万円を増額し、「地方財政法」第7条の規定に基づき、繰越金の2分の1を下らない額を積立てます。これまで財政調整基金に積立てをしていましたが、合併特例債の借入れ可能な期限が平成32年度までになっていることと、平成25年度末で国東市が借入れできる金額は約118億円あること、合併特例債は借入金の償還額の7割は交付税措置がありますが、3割については一般財源を充てなければならないことなどの理由から、合併特例債に特化して将来の償還額の増加に備えて減債基金に積み立てていきたいと考えております。 以上が歳出の主な補正でございますが、人事異動に伴う人件費等、各特別会計の前年度決算に伴う一般会計からの繰出金の補正を歳出全般にわたり計上いたしております。 また、基金の状況、借入金残高の状況を19ページ、20ページに整理をしておりますのでご参照をお願いいたします。 以上でございます。 ○副議長(木田憲治君) 次に、議案第51号「平成26年度国東市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)」を人権・同和対策課長に詳細説明を求めます。古林課長。 ◎人権・同和対策課長(古林直君) それでは、議案第51号「平成26年度国東市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算」について詳細説明を申し上げます。 説明資料の21ページをお開きください。 歳入歳出予算の補正前予算にそれぞれ55万4,000円を追加し、歳入歳出予算総額154万円とするものでございます。 まず、歳入でございます。 2款の繰越金については、前年度繰越金の確定に伴う55万4,000円を増額するものでございます。 歳出については、3款の諸支出金を55万4,000円増額、前年度繰越金の確定に伴うものでございます。 以上でございます。 ○副議長(木田憲治君) 次に、議案第52号「平成26年度国東市立国東自動車学校特別会計補正予算(第1号)」を総務課長に詳細説明を求めます。吉水課長。 ◎総務課長(吉水良仲君) 議案第52号「平成26年度国東市立国東自動車学校特別会計補正予算(第1号)」について詳細説明を申し上げます。 今回の補正につきましては、決算が確定したことに伴う繰越金の増額と燃料費の高騰に伴う需用費の増額が主なものであります。 議会説明資料の22ページをご参照願います。 「平成26年度国東市立国東自動車学校特別会計補正予算(第1号)」は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ502万3,000円を増額いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6,968万3,000円とするものであります。 歳入につきましては、前年度決算の確定により、4款繰越金502万3,000円を増額、大分県との委託契約に係る委託金の歳入費目更正として、5款諸収入から6款県支出金へ607万円を更正いたしまして、歳入合計を6,968万3,000円とするものであります。 また、歳出につきましては、1款一般管理費、需用費20万円の増額は消耗品費及び光熱水費であり、2款事業費における需用費120万円は昨今の燃料費の高騰に伴う増額が主なものであります。 また、4款予備費に361万3,000円を増額し、歳出合計を6,968万3,000円とするものであります。 以上で詳細説明を終わります。 ○副議長(木田憲治君) ここで暫時休憩に入ります。5分間です。午後1時59分休憩………………………………………………………………………………午後2時05分再開 ○副議長(木田憲治君) 休憩前に引き続き、再開いたします。 議案第53号「平成26年度国東市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」と、議案第55号「平成26年度国東市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」の2件を市民健康課長に詳細説明を求めます。瀧口課長。 ◎市民健康課長(瀧口新一君) 議案第53号と議案第55号について詳細説明いたします。 まず、議案第53号「平成26年度国東市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」についてご説明申し上げます。 9月補正予算の議会説明資料23ページをご覧ください。 今回の補正は歳入歳出予算に691万5,000円を追加し、補正後の予算額を45億8,191万5,000円とするものです。 歳入の主なものといたしまして、4款の国庫支出金は法改正による国保システムの改修のための72万8,000円の補正でございます。 5款療養給付費交付金は、平成25年度退職者医療費交付金の精算による不足分の交付金3,475万9,000円の補正です。 6款前期高齢者交付金は、前々年度の概算交付金の額の確定により2億9,703万1,000円の減額補正になります。 7款県支出金は、平成25年度特定健康診査等の負担金の精算による不足分6万円の補正。 12款繰入金は、職員給与費等の一般会計からの繰入金462万8,000円と、前期高齢者交付金の減額補正の一部を充当するための国民健康保険基金から1億4,629万5,000円を充てます。合計1億5,092万3,000円の繰入れを行います。 13款繰越金は、1億1,747万6,000円の補正で、前年度の決算によるものでございます。 次に、歳出の主なものといたしまして、1款総務費ですが、職員の異動によります人件費等の調整でございます462万8,000円と、法改正による国保システムの改修分の72万8,000円、合計535万6,000円の増額です。 3款後期高齢者支援金等の額の確定のための支援金4,798万5,000円の減額補正となります。 6款介護納付金は、額の確定のため1,121万9,000円の減額補正となります。 11款諸支出金ですが、前年度療養給付費等負担金返還金などの前年度分の精算に伴います返還金等により6,076万3,000円の増額となっております。 次に、議案第55号「平成26年度国東市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」についてご説明申し上げます。議会説明資料26ページをご覧ください。 今回の補正は、歳入歳出予算に66万7,000円を減額し、補正後の予算額を4億4,790万6,000円とするものです。 歳入といたしましては、4款繰入金で一般会計からの繰入金ですが、職員の異動に伴います職員給与費等繰入金145万9,000円の減額となっております。 5款繰越金につきましては、前年度からの繰越金が79万2,000円の増額であります。 次に、歳出でありますが、1款総務費、これは職員の異動に伴います人件費の調整で145万9,000円の減額であります。 4款予備費は、前年度繰越金79万2,000円の増額であります。 以上で、市民健康課関係の特別会計補正予算詳細説明を終わります。 ○副議長(木田憲治君) 次に、議案第54号「平成26年度国東市介護保険事業特別会計補正予算(保険事業勘定第1号、介護サービス事業勘定第1号)」を、高齢者支援課長に詳細説明を求めます。柳井課長。 ◎高齢者支援課長(柳井孝則君) 議案第54号「平成26年度国東市介護保険事業特別会計補正予算(保険事業勘定第1号及び介護サービス事業勘定第1号)」について詳細説明を申し上げます。 議会説明資料の24ページをご覧ください。 まず、保険事業勘定について詳細説明を申し上げます。今回の補正は、歳入歳出予算の総額に9,310万1,000円を追加し、補正後の予算額を39億3,169万7,000円とするものです。 歳入につきましては、1款保険料が71万8,000円。 4款国庫支出金が85万5,000円。 5款支払基金交付金が99万2,000円。 6款県支出金が42万8,000円。 そして、8款繰入金のうち、地域支援事業繰入金が42万6,000円の増額となっていますが、これらは歳出における地域支援事業費の増額補正に伴うもので、それぞれ定められた割合に応じて増額するものです。また、8款繰入金のうち、その他一般会計繰入金については、人事異動による人件費の増と事務費の増により2,717万円を増額するものです。 9款繰越金については、25年度の決算により6,251万2,000円を増額補正するものです。 歳出につきましては、1款総務費の2,717万円の増額補正は、主に総務管理費について補正するものですが、人事異動に伴う人件費の増として給料、職員手当等及び負担金について増額し、また、法改正に伴うシステム改修委託料の増、公用車1台の購入による備品購入費の増などによるものです。 4款地域支援事業費の341万9,000円の増額補正は、介護予防事業に従事する臨時職員の人件費などの増によるものです。 5款基金積立金の4,528万5,000円の増額と、6款諸支出金1,722万7,000円の増額については、歳入の繰越金6,251万2,000円を財源とするもので、国及び県への償還金として1,722万4,000円などを増額し、介護給付費準備基金積立金として4,528万5,000円を積み立てるものです。 次に、25ページをご覧ください。 介護サービス事業勘定については、姫見苑と地域包括支援センターの25年度決算と、人事異動に伴う人件費の補正が主な内容で、歳入歳出予算の総額から633万2,000円を減額し、補正後の予算額を3億1,688万8,000円とするものです。 歳入につきましては、5款繰入金は、6款繰越金の確定と歳出における人事異動に伴う人件費の減額により補正するもので、姫見苑1,618万1,000円、地域包括支援センター296万6,000円の合計1,914万7,000円を減額するものです。 6款繰越金については、1,281万5,000円を増額補正しますが、これは25年度決算による繰越金として、姫見苑分と地域包括支援センター分を合計したものです。 歳出については、1款総務費の施設管理費を442万9,000円減額補正しますが、これは姫見苑における人事異動に伴う人件費の減額によるものです。 2款サービス事業費の190万3,000円の減額補正は、地域包括支援センターの人事異動に伴う人件費の減額によるものです。 以上で、詳細説明を終わります。 ○副議長(木田憲治君) 次に、議案第56号「平成26年度国東市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)」から、議案第60号「平成26年度国東市工業用水道事業特別会計補正予算(第1号)」までの5件を、上下水道課長に詳細説明を求めます。岡部課長。 ◎上下水道課長(岡部宏君) 議案第56号から議案第60号までの5件につきまして、予算書並びに議会説明資料により説明をさせていただきます。 まず、議案第56号「平成26年度国東市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)」について議案説明資料により説明させていただきます。27ページをご覧ください。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ884万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億4,084万8,000円とするものです。 まず、歳入でございます。5款繰入金、一般会計繰入金425万5,000円の減額のうち、一般分18万円の増額は人件費、児童手当分によるものです。公債費分、元金443万5,000円の減額は、歳出1款総務費のうち一般管理費の減額による財源更正が主なものでございます。 6款繰越金1,253万3,000円の増額は、前年度繰越金の確定によるものです。 7款諸収入57万円の増額は、昨年、鶴川簡易水道の施設が落雷により罹災したことに伴い、申請しておりました市有建物共済罹災共済金の確定によるものでございます。 続きまして、歳出です。1款総務費188万5,000円の増額のうち一般管理費337万5,000円の減額は、人事異動による人件費によるものです。施設管理費526万円の増額は、当初、取りかえ予定箇所の計上漏れによる量水器の取替手数料76万円及び配水管や給排水施設で早急な修繕対応が必要となった修繕工事費450万円の増額によるものです。 5款予備費696万3,000円の増額は、既に充用した支出分の補填及び繰越金の確定によるものでございます。 次に、議案第57号「平成26年度国東市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」でございます。 予算書をご覧ください。 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ67万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億6,132万5,000円とするものです。 予算書の3ページをご覧ください。 第2表地方債の補正について説明いたします。船団方式の工事費負担金の内容変更により起債限度額を減額するものでございます。 これより議会説明資料により説明させていただきます。28ページをご覧ください。 まず、歳入でございますが6款繰入金、一般会計繰入金11万3,000円の増額のうち、一般分21万5,000円の減額は、歳出1款総務費、施設管理費の減額によるもの、建設改良分32万8,000円の増額は、船団方式工事費負担金の内容変更及び船団方式設計委託費負担金の増額によるものでございます。 7款繰越金1万2,000円の増額は、前年度繰越金の確定によるものです。 9款市債80万円の減額は、船団方式工事費負担金の内容変更によるものです。 続きまして歳出です。1款総務費、施設管理費20万3,000円の減額は、人件費によるものです。 2款公共下水道整備事業費、施設整備費47万2,000円の減額は、船団方式工事費の内容変更による負担金90万6,000円の減額及び船団方式委託費負担金43万4,000円の増額によるものでございます。 続きまして、議案第58号「平成26年度国東市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」でございます。 予算書をご覧ください。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ494万1,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億614万1,000円とするものです。 予算書の3ページをご覧ください。第2表債務負担行為の補正について説明いたします。 平成26、27年度の2カ年で、船団方式により実施予定の中央監視システム等更新工事につきまして、工事内容の変更に伴い工事費分を廃止し委託費分を追加するものでございます。 続いて予算書4ページをご覧ください。第3表地方債の補正について説明いたします。 船団方式工事費負担金の内容変更により、国見、安岐処理区については起債限度額を減額し、武蔵東部処理区につきましては起債限度額を増額するものでございます。 次に、議会説明資料により説明させていただきます。29ページをご覧ください。 まず、歳入でございますが、6款繰入金、一般会計繰入金393万5,000円の増額のうち一般分231万6,000円の増額は、歳出1款総務費の増額によるものであり、建設改良分161万9,000円の増額は、船団工事費の内容変更及び実施設計委託費の増によるものでございます。 7款繰越金2万5,000円の増額は、前年度繰越金の確定によるものです。 8款諸収入、雑入141万9,000円の減額は、船団方式工事費負担金271万8,000円の減額並びに船団方式設計委託負担金129万9,000円の増額によるものでございます。 9款市債240万円の増額は、船団工事費の内容変更によるものでございます。 続きまして歳出です。1款総務費、一般管理費53万6,000円の増額は、人事異動による人件費の増額であります。施設管理費180万5,000円の増額は、人件費並びに武蔵東部処理区の需要費の増額によるものです。 2款施設整備費、公共下水道事業費260万円の増額は、船団工事費に関連する実施設計委託費によるものです。また、委託料3,000万円の増額並びに工事請負費3,000万円の減額は、大分県との実施協議におきまして工事内容を精査した結果、工事の重要性、専門性を考慮し、委託で実施するようにするため15節工事請負費から13節委託料へ歳出予算の組替えをしたことによるものでございます。 次に、議案第59号「平成26年度国東市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」でございます。 議会説明資料の30ページをご覧ください。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2万2,000円を追加し、歳入歳出の総額を歳入歳出それぞれ4,792万2,000円とするものであります。 まず、歳入でありますが5款繰入金、一般会計繰入金47万3,000円の減額は、6款繰越金の額が確定したことによる財源更正によるものでございます。 7款繰越金49万5,000円の増額は、前年度繰越金の確定によるものであります。 続きまして歳出です。1款総務費、施設管理費2万2,000円の増額は、人件費の変更によるものでございます。 続きまして、議案第60号「平成26年度国東市工業用水道事業特別会計補正予算(第1号)」でございます。 31ページをご覧ください。収益的支出の支出予定額を399万3,000円減額し、2,524万8,000円とするものであります。 内容といたしまして、工業用水道事業費用、1項営業費用343万8,000円の減額は、人事異動に伴う人件費によるものです。2項特別損失55万5,000円の減額は、人事異動により過年度賞与引当金及び過年度法定福利費引当金を支出する必要がなくなったことによるものでございます。 以上で、詳細説明を終わります。 ○副議長(木田憲治君) 次に、議案第61号「平成26年度国東市民病院事業特別会計補正予算(第1号)」を市民病院事務長に詳細説明を求めます。岩本事務長。 ◎市民病院事務長(岩本弘範君) 議案第61号「平成26年度国東市民病院事業特別会計補正予算(第1号)」についてご説明申し上げます。 議案第61号補正予算書の1ページをご覧ください。 資本的収入及び支出として、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億8,054万9,000円を282万5,000円減額補正し2億7,772万4,000円に補正し、過年度分損益勘定留保資金2億8,054万9,000円を282万5,000円減額補正し、2億7,772万4,000円に補正し、資本的収入既決予定額4,000円に補正予定額7,030万円を補正し、補正後予算額1億1,030万円に、資本的支出既決予定額3億2,054万9,000円に補正予定額6,747万5,000円を補正し、補正後予算額3億8,802万4,000円に補正するものであります。 議会説明資料最終ページになります32ページをご覧ください。 この補正予算は、医療用電動ベッドの整備と地域包括ケア病床を導入し、運用する対応システムの導入費用を補正する予算であります。資本的支出のほうを先に説明させていただきます。 資本的支出の器械備品購入費を補正予定額6,151万円追加しまして、補正後予算額を1億1,096万円に、システム開発費を補正予定額596万5,000円追加しまして、補正後予算額を2.096万5,000円とするものであります。先ほど申し上げました器械備品購入費補正予定額6,151万円の購入財源として、資本的収入の企業債補正予定額7,030万円追加し、補正後予算額1億1,030万円とするものであります。 この企業債は、病院事業債と過疎対策事業債にて借入れをするものです。企業債補正額7,030万円と器械備品購入費補正額6,151万円の差額879万円につきましては、器械備品購入費当初予算額4,945万円と、企業債の当初予算額4,000万円を計上する際に、医療器械として申請対象に該当しないとされていました器械備品945万円が、企業債の該当する品目となったための金額であります。 医療用電動ベッドにつきましては、今年度に15台を購入予定として当初予算に計上し、平成27年度以降も引続き年次計画で整備をしていく予定をしておりました。現在、個室の病室は40床あり、平成23年度に購入しました電動ベッドを備えております。当時、新病院建設に当たり、医療器械、備品等の購入・更新を検討する際に、基本的に使用できるものは使用するという原則に基づき、多床室、いわゆる大部屋168床については、既存の手動ベッドを使用して現在に至っております。今回その個室を除いた168床のベッドについて更新をするものであります。 入院患者さんの高齢化と患者さん自身のさまざまな要因により、ベッドからの転倒・転落等の事案が発生しています。電動ベッドに切りかえることにより、それらの事案が解決するものではありませんが、入院中における患者さんの安心・安全を第一に考え、少しでもその危険性を軽減させるための対策の一つとして購入をするものであります。 次に、システム開発費596万5,000円でありますが、平成26年度診療報酬改定により、本年度から地域包括ケア病床が新設され、当院におきましても本年10月1日に導入を決定し、現在稼働中の一般病床50床を病床種別移行に向けて現在作業を行っているところであります。その申請承認の必須要件として、厚生労働省が実施するDPC、いわゆる包括医療費支払い制度にかかる調査に対応したデータを提出することになります。それらを構成するシステムの導入費用として予定するものであります。 以上で、説明を終わります。 ○副議長(木田憲治君) 次に、議案第62号「国東市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定について」から、議案第64号「国東市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について」までの3件を、福祉課長に詳細説明を求めます。厚田福祉課長。 ◎福祉課長(厚田信幸君) 議案第62号から第64号につきまして詳細説明を申し上げます。議案書の28ページから73ページ、予算外説明資料の1ページになります。 最初に、議案第62号「国東市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定について」であります。 「子ども・子育て支援法」第34条第2項及び第46条第2項の規定により、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を市の条例で定めることとされています。 また、この条例を定めるに当たっては内閣府令で定める基準によることとされております。「平成26年内閣府令第39号」にこの基準が示されていますので、認定こども園、保育所等のうち、特定教育・保育施設として認められている施設及び家庭的保育事業、小規模保育事業、居宅訪問型保育事業等のうち特定地域型保育事業として認められている事業の利用定員に関する基準及び運営に関する基準等を定めるものであります。 次に、議案第63号「国東市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について」であります。 「児童福祉法」第34条の16が改正され、市は家庭的保育事業等の設備及び運営について条例を定めることとされました。また、この条例を定めるに当たっては厚生労働省令で定める基準によることとされております。 「平成26年厚生労働省令第61号」により、この基準が示されていますので家庭的保育事業、小規模保育事業、居宅訪問型保育事業及び事業所内保育事業の設備及び運営に関する基準等を定めるものであります。 議案第64号「国東市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について」であります。 「児童福祉法」第34条の8の2が新設され、市は放課後児童健全育成事業の設備及び運営について条例で定めることとされました。また、この条例を定めるに当たっては厚生労働省令で定める基準によることとされています。 「平成26年厚生労働省令第63号」によりこの基準が示されていますので、設備の基準、職員の資格、衛生管理、運営規定、開所時間、日数及び事故発生時の対応等につきまして基準を定めるものであります。 以上で、詳細説明を終わります。 ○副議長(木田憲治君) 最後に、議案第65号「財産の無償貸付の変更について」を財政課長に詳細説明を求めます。課長。 ◎財政課長(村井正彦君) 議案第65号「財産の無償貸付の変更について」ご説明を申し上げます。提出議案の74ページ、予算外議案説明資料の1ページをご覧ください。 平成22年4月から旧西武蔵小学校屋内運動場及び旧西武蔵幼稚園園舎を七島イの生産振興を目的として、「二豊製畳有限会社」に無償貸付をしていましたが、二豊製畳有限会社が拠点を日出町に移したことから、「くにさき七島藺振興会」が施設等の管理を引き継ぎ、共同作業所として有効活用していくこととなったために貸付けの相手方を「くにさき七島藺振興会」に変更するものでございます。 以上でございます。 ○副議長(木田憲治君) これで各議案の詳細説明が終わりました。────────────・────・──────────── △日程第39.決算特別委員会の設置について ○副議長(木田憲治君) 次に、日程第39、決算特別委員会の設置についてを議題といたします。 お諮りいたします。 認定第1号「平成25年度国東市一般会計歳入歳出決算の認定について」から、認定第13号「平成25年度国東市民病院事業特別会計歳入歳出決算の認定について」までの13件は、決算特別委員会を設置し審議することといたしたいが、これにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕 ○副議長(木田憲治君) 異議なしと認めます。よって、認定第1号「平成25年度国東市一般会計歳入歳出決算の認定について」から、認定第13号「平成25年度国東市民病院事業特別会計歳入歳出決算の認定について」までの13件は、決算特別委員会を設置し、審議することと決しました。 ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長と堀田一則議員を除く全議員を指名したいと思いますが、これにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕 ○副議長(木田憲治君) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました議長と堀田一則議員を除く全議員を決算特別委員会委員に選任することと決しました。 委員長、副委員長の互選をお願いいたします。 暫時休憩します。午後2時41分休憩………………………………………………………………………………午後2時41分再開 ○副議長(木田憲治君) 再開いたします。 決算特別委員会の委員長、副委員長の互選の結果を報告いたします。 委員長に木田憲治、副委員長に大谷和義議員、以上のとおり決定いたしました。────────────・────・──────────── ○副議長(木田憲治君) 以上をもちまして、本日の議事日程は終了いたしました。 これにて散会いたします。午後2時42分散会──────────────────────────────...